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天湯河桁命 |
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天湯河桁命
あまのゆかわたなのみこと
別名
天湯河板拳命:あまのゆかわたなのみこと
天湯川田神:あまのゆかわたのかみ
山邊之大鶙:やまのべのおおたか
……
あまのゆかわたなのみこと
別名
天湯河板拳命:あまのゆかわたなのみこと
天湯川田神:あまのゆかわたのかみ
山邊之大鶙:やまのべのおおたか
……
- 神魂命の子・角凝魂命十三世の孫。
- 『日本書紀』では、三十歳になってなお物言わぬ垂仁天皇の御子・誉津別命が、
鵠を見て物を言い始め、鳥取造の祖天湯河板挙がその鳥を出雲で捕らえ献上し、
誉津別命はその鳥を弄ぴ物言うことができるようになった。そこで湯河板挙を鳥取造とし、鳥取部・鳥養部・譽津部を定めたとある。
- 『古事記』では、垂仁天皇の御子・本牟智和気命は、鬚は胸まで垂れ、ロもきけなかった。そして空を飛ぶ鵠を見て、「あああ」と声を出すだけであった。
天皇は悲しまれ、山辺之大鶙にその鵠を捕えるように命じられた。
山辺之大鶙は木国・針間国・稲羽国・旦波団・多遅麻国・近淡海国・三野国・尾張国・科野国を経巡ってようやく高志国でこれを捕らえて献上した。
だが、皇子の声は出ず、はじめて唖であることがわかった。
【 天湯河桁命:玄松子の祭神記 】