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手名椎神
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手名椎神
てなづちのかみ

別名
手摩乳命:てなづちのみこと
手名槌命:てなづちのみこと
……
  • 出雲国肥河の川上に住いする翁嫗の夫婦神で、夫は足名椎、妻は手名椎といい、八人の娘をもっていたが、 八俣大蛇に、年に一人ずつ人身御供に求められ、すでに七人の娘を奪われていた。 最後に一人残った櫛名田比売命もやがて捧げねばならず、泣いているところを、 高天原を追われて出雲へ降った須佐之男神に助けられた。

  • 愛娘櫛名田比売命を愛撫する意味から、この両神の名に、手足で撫でる意味。 あるいは手足の機能を意味しているとも考えられる。

  • また、足名椎(晩稲・おくて)に対する速稲(といな)から「てな」となったという。

  • さらに、手無椎として、蛇神=水神とも考えられる。

  • 『日本書紀』では、脚摩手摩と一人の神として記され、 妻は稲田宮主簀狭之八箇耳とある。

手名椎神 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)

手長神社長野県諏訪市茶臼山9556
足次神社岡山県井原市西江原町44
稻田神社 境内 手摩乳神社茨城県笠間市稲田字宮山763
大神山神社 境内 朝宮神社鳥取県米子市尾高1025
国津神社長崎県壱岐市郷ノ浦町渡良浦1148
大江神社鳥取県八頭郡八頭町橋本734
周敷神社・藤原神社合殿愛媛県西条市国安910
熊野大社 境内 稲田神社島根県松江市八雲町熊野2451
三屋神社島根県雲南市三刀屋町給下字宮谷865
須佐神社島根県出雲市佐田町須佐
氷川神社 境内 門客人神社埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1−407
冰上神社 境内社岩手県陸前高田市高田町字西和野83
兵主大社滋賀県野洲市五条566
尾張大國霊神社愛知県稲沢市国府宮1−1−1
御井神社兵庫県養父市大屋町宮本字高尾481
須加神社三重県松阪市嬉野権現前町422
柴宮神社山梨県甲府市善光寺2−2233

【 手名椎神:玄松子の祭神記 】

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