九枚笹

中輪に五三根笹

竹の輪に九枚笹

五枚根笹

竹に雀

九枚笹

五枚笹に叮
 竹、または笹を象った紋。この竹・笹紋は混同して呼ばれていて、厳密な区別はない。のちには筍紋も創られた。歳寒三友として、松・梅とともに並び称される。また、桐・竹・鳳凰の一組の組み合わせの中から、竹を取り出したもので、瑞祥的意義に基づいて用いられるようになった。『源氏物語絵巻』『年中行事』などに見られる竹の丸の文様が、家紋に発展する。明徳三年(一三九二)ごろ、万里小路大納言と権右少弁経豊が、竹紋を用いたと『相国寺塔供養記』に記されている。また武家では、東下総守師氏が直垂に竹の丸紋を用いたとある。
 竹・笹紋には、竹の幹を円形にした竹の丸、直線に配した一本竹、二本竹、三本竹、株竹、切付、根竹。さらに、葉だけからなる三枚笹、六枚笹、七枚笹、九枚笹、十五枚笹がある。また、竹に雀、亀甲、桐、岩、雪などを添えたものも少なくない。まれに筍紋も見られる。
−参考文献 日本「家紋由来」総覧

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