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蔦紋 つた
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三蔦


丸に蔦

亀甲に蔦
 蔦を図案化したもの。ブドウ科の植物 で、あまずらともいう。家紋となったの は、晩秋のころ楓のように紅葉する美し さが好まれたものからであろう。また、 ぶどうの唐草紋様よりの転化も考えられ る。江戸時代になって松平氏がこれを用 い、将軍吉宗が使用してからは、家紋と して広まった。
 市井では、芸妓・娼婦が蔦紋を好んで用いたが、これは姿の優雅 さだけでなく、蔦の蔓が絡まって繁茂す るさまが、馴染の客と終生離れないこと を願う意味に通じたといわれる。
−参考文献 日本「家紋由来」総覧

使用神社の例
(玄松子が参拝し確認したもの)

鳥坂神社三重県伊賀市甲野字石神1301
美幣奴神社鳥取県八頭郡八頭町篠波字奥深谷698
佐比賣山神社島根県大田市三瓶町多根305
金鑚神社埼玉県児玉郡神川町二ノ宮750
大虫神社福井県越前市大虫町21−28
佐用都比賣神社兵庫県佐用郡佐用町本位田甲261
石田神社福井県鯖江市石田上町44−1


【 蔦紋 (つた) 】

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