[HOME] > [神社記憶] > [北海道東北地方] > |
|
六所神社
ろくしょじんじゃ
山形県鶴岡市三和字堂地90
|
|
出羽國総社 |
山形県鶴岡市(旧藤島町)にある。
藤島駅の東3Kmほど。
345号線から少し南へ入った三和に鎮座。
境内の右手には、庚申塚が並び、
左手に境内社が一つ。
社殿には、中央が太い注連縄が掛かっていた。
山形地方に多い形らしい。
一説によると文政年間の創祀。
大正八年に遷宮百年祭が行われた。
天橋山京田稲荷大明神、子安地蔵尊、六所大権現の合祭社である。
『日本「神社」総覧』に、出羽国総社として記載されている古社。
各地の総社には、六所神社という名前が多く、
旧国府に近い当社も、それが理由で総社であると判断されたのだろうか。
ただし、藤島町には「六所神社」という名の神社が三社存在する。
藤島駅に近い上藤島にある六所神社の由緒には
「出羽国鎮護の国府総社」という記述があり、
『日本「神社」総覧』は、そちらの神社と間違えている可能性がある。
もう一社は半田にある社で、そちらの創建は天正年中(16世紀)。
祭神は、『平成祭データ』には、玉依姫命、木花開耶姫命、天照大神。
『山形県神社誌』では、玉依姫命と六柱の神々
(天香護山命、稲倉魂命、月讀命、大己貴命、少彦名命、健南方命)。
社殿には、「天橋山」という額がかかっていた。
鎮座地の名称(旧称)だろうか。
とにかく、詳しいことはわからないのだ。
鳥居 | 社殿 |
変わった形の注連縄 |
境内隅にあった舟形の石 | 境内に並ぶ庚申塚 |
薬師神社 | 拝殿には「天橋山」の額 | 社号標 |
【 六所神社 (鶴岡市三和)(印刷用ページ) 】