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荒川神社
あらかわじんじゃ
新潟県村上市小岩内463
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新潟県村上市(旧神林村)にある。
羽後本線・平林駅と、坂町駅、米坂線の越後大島駅から
それぞれ4Kmほどの小岩内に鎮座。
荒川の北岸、道路の脇に南東向きの、細長い境内がある。
境内入口には白い鳥居、参道を歩くと赤い鳥居が立っている。
雪除けの付いた社殿の後方に、流造・瓦葺の本殿がある。
参道には、背の高い木々が並んでおり、
小さい境内だが、なぜか風格がある。
拝殿の扁額には、延喜式内と明記されており、
古社としての誇りのせいかもしれない。
社伝によると、大同四年(809)の創祀。
荒川の洪水を鎮めるために創立された古社。
だが、荒川の洪水のため、社地の変遷があったらしい。
式内社・荒川神社の有力な論社の一つ。
『越後國式内神社案内』に、著者である藤原氏重が
天明年間に実地調査を実施し、
小岩内村(当時)から一町ばかりのところに当社を確認。
社地は荒れ、二間ほどの祠があったことを記している。
境内には、庚申などの石碑が並んでいるが、
詳細は不明。
参道入口の鳥居 | 境内入口 |
境内入口の鳥居 | 境内 |
社殿 |
【 荒川神社 (村上市小岩内)(印刷用ページ) 】