[HOME] > [神社記憶] > [甲信越地方] > |
|
鵜川神社
うかわじんじゃ
新潟県柏崎市大字新道5127
|
|
柏崎市新道。鵜川に沿って走る353号線を南下し、
新道の学校あたりで、東へ。細い路地の奥にある。
とにかく、境内に入ると右手にある立派な大木が目に入る。
天然記念物の「鵜川神社大欅」だ。
説明には「根まわり約14m、目通り約11.5m、高さ約20m」
とあるが、腐食のため先端部はない。
しかし、その存在感はある。樹齢1000年。
また、苔生した境内も趣がある。
社号標には「式内村社 鵜川神社 八幡宮」とあり、
由緒では、天暦元年(947)に鶴岡八幡宮から勧請とある。
文治五年(1189)、源頼朝の奥州征伐の際、
北陸道の将・比企能員、宇佐美実政が戦勝を祈願したという。
式内社・鵜川神社の論社だが、鵜川神社であれば
元は、鵜川などの水に関わる神を祀っていたと思う。
あるいは、鵜川のそばにある神社ということか。
苔生した境内では、一人年配の方が黙々と作業をされていた。
社頭 |
舞殿 | 拝殿 |
境内 |
天然記念物の | 鵜川神社大欅 |
社号標 | 本殿 | 鵜川神社大欅の裏側 |
由緒は天暦元年(九四七)鶴岡八幡宮を勧請し、
文治五年(一一八九)頼朝奥州征討の折、北陸道の将比企能員、
宇佐美實政此八幡に祈請し霊験を得たといふ。上杉時
代に於ても神領安堵等あり、往古の社殿は現在地より西方
にあり、鵜川洪水の為現在地に移るといふ。境内に天然記念
物”鵜川神社の大欅”(幹周三二尺、高一八〇尺)。
−『式内社調査報告』− |
【 鵜川神社 (新道)(印刷用ページ) 】