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坂門一言神社
さかとひとことじんじゃ
福井県大野市牛ヶ原150字森ケ谷12−2

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式内社 越前國大野郡 坂門一事神社 |
福井県大野市にある。
JR越美北線の牛ヶ原駅から西へ1Kmの位置に鎮座。
158号線の坂戸あたりで北に入り、北西へ向う細い道を進む。
行き止まりを右折し、寺の右手の方にある道を進むと、
遮断機の無い踏切があり、踏切を越えると社殿がある、
はずなのだが、今は無い。
(ちなみに、踏切の名は「神社」というらしい)
とにかく、神社跡と思われる石組のみがあるだけなので、
写真を撮って戻りかけた時、
158号線へ向う途中にある、新しい社殿らしきものが気になった。
来る時も気づいてはいたのだが、鳥居も灯籠も無い建物なので、
寺だと決め付けていたが、気になって近づいてみると、
建物の前に、狛犬が置かれていた。
もういちど、坂門一言神社へ戻り、地元の方にたずねたところ、
先ほどの新しい建物が、坂門一言神社らしい。
数年前、現在地に建替えられたということで、
境内も遷されたようだ。
その時に、遷座の理由も聞いたはずなのだが、
「へぇ〜」と頷いた記憶しか残っていない。
新しい社殿の住所表記がわからないので、
上記の住所は、旧地のもの。
創祀年代は不詳。
祭神は、阪田大跨命(坂戸造の祖神)。
異説として、その娘神の広媛、あるいは一言主神などがあり、
定かではない。
鎮座地には変遷があるようで、元の鎮座地は不明。
明治二十一年にも、小林というところから森ヶ谷に移転され、
明治四十三年には、尾永見区の八幡神社に合祀されたが、
昭和二十一年、森ヶ谷に戻された。
が、現在は森ヶ谷から、300mほど南の現在地にある。
現在地はこのあたり→
新しい境内は、木々も若く、少ないので、
砂利の駐車場のようなイメージだが、
年を経て、立派な杜になって欲しいと思いながら参拝。
旧地の社殿跡 |
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現在地社殿 ![]() | 現在地社殿 ![]() |
現在地境内 |
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