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板井神社
いたいじんじゃ
鳥取県鳥取市気高町奥沢見1292  Zenrin Data Com Maps display !!


花菱

式内社 因幡國氣多郡 板井神社
旧郷社

御祭神
天明玉命 倉稻魂命

鳥取県鳥取市(旧気高町)にある。
水尻池の南、1Kmほどの奥沢見に鎮座。

入口の鳥居から参道を歩くと、途中にも鳥居。
その先に神門があり、神門をくぐると、
境内は右手に曲がる。

右を向くと正面に拝殿。拝殿後方に流造の本殿。
境内社は、小さな祠が一つ。詳細は不明。

周囲は田園。明るい初夏の参拝。
緑が、むちゃくちゃ眩しかった。

創祀年代は不詳。

縁起書によれば、神功皇后三韓平定の勅願により勧請された神社。

御神体は、本殿下にある六尺の青石だということだが、
ある夜に、空が光り輝いて、牛に乗った御祭神が、
この石の上に降臨したという伝承があるらしい。

『鳥取県神社誌』にはこの青石を「板囲をして他見を許さず」とあるが
板囲が板井と変化したのだろうか。

板屋明神、または板葦大明神とも呼ばれていたらしい。

祭神は、板井神、あるいは板井大明神であると思うが、
光ながら石の上に降臨した神として、
天明玉命を祭神名としたのかもしれない。

『平成祭データ』には、倉稻魂命(稲荷神)も祭神に含めているが、
『式内社調査報告』には、明治以後、合祀された神はないとある。
境内の小祠が、稲荷社なのかもしれない。

明治五年郷社に列した。

神紋は、社殿の屋根に付いていた花菱紋だと思う。


参道の鳥居

社域

神門

社殿

社殿

本殿

本殿

境内社


【 板井神社 (鳥取市)(印刷用ページ) 】

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