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久佐加神社
くさかじんじゃ
島根県出雲市日下町上筋731−1  Zenrin Data Com Maps display !!


二重亀甲に
剣花菱

式内社 出雲國出雲郡 久佐加神社
旧村社

御祭神
大穴持命 日子坐王命 大穴持海代比古命 大穴持海代比女命

出雲市日下町にある。
431号線から一筋北の路地に面して鎮座。
一見すると「公民館」のような印象を持つ。
鳥居と拝殿が妙に近いせいか。

創祀年代は不詳。
式内社・久佐加神社に比定される古社で、
出雲国風土記に「久佐加社」にあたる神社。

現在の主祭神は大穴持命だが、
社名から、日子坐王命が本来の祭神であるとも考えられている。

明治三年二月村社に列せられた。

境内には立派な自然石の社日があった。


社域

鳥居

社殿内部

本殿

本殿

社日

久佐加神社由緒
御祭神
 大穴持命
  別名大国主命・八千矛神
  福の神、平和の神、農耕の神、医薬の神、縁結びの神。
 日子坐王命
  開化天皇の御子 当地を開拓された日下部一族の御祭神。日下町の守護神(氏神)
 大穴持海代比古命
 大穴持海代比女命
  大穴持命に縁故のある神(夫婦神)で、海原を掌握している神(古代当地沖合い付近は海とも云われ斐伊川は西流していた)
由緒
 当社の創立年代は古く出雲国風土記(七三三年) 並びに延喜式神名帳(九二七年)に其の名が記載 されています。延喜の制では国幣の小社に列せ られました。
 大穴持命は当地がこの大神の御領地でありました ので、古来奉斎されたものです。
 日子坐王命は武勇に優れておられ、御子多く諸 国に繁栄されたので、末えい日下部氏人が各地に 奉斎されました。当地も往時日下部氏が開拓さ れた所であるので、大穴持命と共に日子坐王命 が奉際されています。
 また、大穴持海代比古命、大穴持海代比女命は 大穴持命の御円の神等であり、合せ祀られています。
御例祭 十一月三日(文化の日)

−境内由緒書きより−



【 久佐加神社(印刷用ページ) 】

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