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潮津神社
うしおづじんじゃ
石川県加賀市潮津町ユ−32
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石川県加賀市にある。
片山津温泉(柴山潟)のすぐ西にある潮津町に鎮座。
潮津と書いて、「うしおづ」と読む。
道路に面して北向きの境内。
鳥居をくぐると、広い境内で、
奥に、ガラス張りの社殿。
昔の写真では、板張りだったようだ。
防犯カメラ監視中という札がかかっていたので、
中は覗かなかった。
本殿は拝殿の後方に連結された形。
境内に入り、参道を歩くと、
右手に大きな石造の獅子頭のようなものが置かれている。
なんなんだろう、これは。
創祀年代は不詳。
昔は、当社に面して潮津潟があり、
八潮の湊と称して、多くの舟や旅行者が往来した場所。
交通の要衝であり、駅家も置かれた地であり、
往時は盛大であったという。
その後、兵火により衰退したが、
近世になり、大聖寺藩が潮津潟を埋立てる時、
前田利治より神田の寄進を受け、再興した。
その頃は、天神さんとも天満社とも呼ばれていたようで、
境内石碑によれば、祭神・鹽土老翁の生まれ変わりが
菅原道真であるという。
ちょっと無理やりな解説のような気もするなぁ。
拝殿には、2枚の扁額が掲げられている。
右に潮津神社、左に八幡宮。
八幡宮は、大正二年に、当社に合祀されたもの。
拝殿の扉や、案内石碑には、
桐の神紋が刻まれていた。
明らかに、これが神紋でしょう。
境内入口 | 社殿から境内 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
境内にある石の獅子頭? |
潮津神社由縁
大正二年村社八幡社を合祀、大正四年神饌 幣帛供進神社に指定。
−境内石碑より− |
【 潮津神社 (加賀市)(印刷用ページ) 】