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兵主神社
ひょうずじんじゃ
愛知県豊田市荒井町松島299−1
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式内社 参河國賀茂郡 兵主神社 |
愛知県豊田市にある。
名鉄三河線の梅坪駅と越戸駅の中間あたり。
153号線と矢作川の間に鎮座している。
元は、もっと西にあったらしいが、
河川の氾濫により現在地に移転した。
境内そのものはあまり広くはないが、
周囲は緑地化しており、緑の多い気持ちの良い場所。
境内入口は153号線側(北側)にあるが、
参道は一度西へ延び、Uターンして社殿の前につづく。
Uターン地点に鳥居が立ち、「本国官社 兵主神社」の社号標がある。
鳥居から東へ進むと拝殿があり、
その後方、石垣の上に垣に囲まれて流造りの本殿。
創祀年代は不詳。
社伝によると崇神天皇の御代の創建。
主祭神は大物主命。
『三河國官社考集説』によれば、相殿に三穗津姫命を祀るとある。
伴信友の『神名帳考證』では主祭神は素盞嗚尊だが、
祭神三座と見る説もあるらしい。
加茂氏の祖神を祀るともいい、中世には大島明神と称していた。
小さな神社だが、参道の砂利も綺麗に掃き清められていた。
参拝は年末のため、松飾りも。
鳥居 | 境内 |
社殿 |
社殿 | 本殿 |
【 兵主神社 (豊田市)(印刷用ページ) 】