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志波姫神社
しわひめじんじゃ
宮城県栗原市高清水五輪44−4  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 陸奥國栗原郡 志波姫神社 名神大

御祭神
天鈿女命

宮城県栗駒市にある。
古川駅の北10Kmほどの高清水五輪に鎮座。
4号線から少し東へ入った場所、
167号線(真山高清水線)のそばにあるのだが、
正確な場所を、忘れてしまった。
写真で確認すると、
境内左横に「コミュニティセンター」という建物が写っており
その「コミュニティセンター」の横で、道に面して境内がある。

入口(といっても境内に囲いは無いのだが)には
「史跡 五輪之塔」と刻まれた石柱。
境内奥に、赤い鳥居と石祠を収めた覆屋があるだけの
簡素な神社だ。

創祀年代は不詳。

以前は、現在地の西北500mほどの丘陵上にあったという。
『式内社調査報告』には、
現在の鎮座地住所が五輪17番地と記されており
「明治に至り字五輪四四番地に石宮を儲け遷座、
更に昭和五十一年三月現在地に移祀された。」
とあるのだが、
現在の鎮座地住所は、五輪四十四番地じゃないだろうか。
なお『宮城県神社名鑑』には、明治に現社地に遷したとある。

『式内社調査報告』にある写真は、
覆屋というより、雨よけの屋根だけなので、
『式内社調査報告』発行後に、
再度遷座・移築されたのかもしれない。

式内社・志波姫神社の論社の一つで、
古来、清水権現・清水明神と称された古社。
祈雨に霊験のある神として信仰され、
寛保年中夏の大旱の折に、たちまち雨を降らせ
領主より社領が寄進されたという。

覆屋のそばに、背の低い五輪塔と
いくつかの石碑が建っているが、
これが、史跡なのだろうか。

覆屋の中には神輿なども安置され
「志波姫神社」という社号と三つ巴紋を描いた提灯があった。


境内、左の白い建物がコミュニティセンター

境内

覆屋

傍らに五輪之塔と石碑

覆屋内部

石祠


【 志波姫神社 (高清水五輪)(印刷用ページ) 】

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