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鳥屋嶺神社
とやのみねじんじゃ
宮城県伊具郡丸森町字除北42
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宮城県丸森町にある。
丸森駅から南、丸森橋を渡って東へ。
民家の密集した狭い路地の奥に境内がある。
神社の背後には阿武隈川が流れる鎮守の森。
境内に木々には、多くの鳥(ほとんど烏)が、こちらをうかがっていた。
拝殿屋根には「違い菱」の紋が附属。
創祀年代等は不詳。
式内社・鳥屋嶺神社に比定される古社。
俗に、鳥屋の明神ともよばれる神社。
往古は、もっと東に鎮座していたが、居館を築くために遷座。
その居館は鳥屋館と呼ばれていたらしい。
文政年間に、その居館に住んでいた伊達家家臣佐々伊織により再興された。
南面する鳥居をくぐり、
民家のブロック塀の間の参道を歩くと、
ちょっと開けた空間。
落葉が敷き詰められた、落ち着いた秋の境内。
カラスがうるさかったのが残念だったが、良い雰囲気。
社殿 | 扁額 |
境内 |
境内入口の鳥居 | 本殿 | 参道 |
鳥屋嶺神社由緒
この神社は鸕鷀草葺不合尊を中央に
左に猿田彦大神、右に宇賀美多満尊(保食神)の三柱の神々をお祀りしてあります。この神社がいつ建てられたか知られてはいま せんが延喜式の神名帳に陸奥国百座の 中の神社として記録されていることから今から 千百年以上前に建てられたことが分かります。 五穀豊穣・家内安全・身体健固のご利益 のある神社として信仰されてきました。 江戸時代には隣接の鳥屋館にあった丸森 邑主佐々氏から手厚い庇護を受け、文政三年 には大がかりな修理を行ったことが記録に残さ れております。(丸森町史・資料篇) 明治五年に村社格に列し、明治四十年には神饌 幣帛料供進社に指定されました。 昭和二十八年三月丸森田町の大火で類焼したが氏子 たちの努力により同年十一月再建されました。 神社の祭典は毎年七月二十八日にとり行います。 −拝殿案内より− |
【 鳥屋嶺神社(印刷用ページ) 】