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水若酢神社
みずわかすじんじゃ
島根県隠岐郡隠岐の島町郡723
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隠岐島後、島中央のやや北、旧五箇村にある。
隠岐一宮ということで、広大な境内を想像していたが、
思っていたより狭い印象を受けた。
でも、雰囲気はかなり良い。
隠岐造の本殿も、間近まで近づける。
創建は、崇神天皇の御宇、仁徳天皇の御宇など諸説ある。
『隠州記』では、伊勢命神社を内宮、当社を外宮とし、
崇神天皇の御宇、伊勢神宮からの勧請であるとする。
「一宮大明神濫觴之事」という書では、
仁徳天皇の御宇の勧請。
境内の東隅、北隅に古墳があるらしい。
曇天で、写真は曇った感じだが、早朝の参拝で、木々が瑞々しく、
空気も澄んだ印象を受けた。
神職が、一人、朝の掃除をしていた。
一ノ鳥居 | 参道の二ノ鳥居 |
参道と境内 |
境内と神職 |
神門 | 拝殿 |
隠岐造の本殿 |
本殿 |
水若酢神社旧国幣中社 穏地郡五百村字犬町 隠岐航路西郷港に上陸定期バスにて五〇分 祭神 水若酢命(配祀)左 中言神 右 鈴御前 例祭 五月三日 神紋 菊 本殿 隠岐造(大社造の変態) 一六坪 境内 五千坪 氏子 七五〇戸 崇敬者 四〇〇〇人 神事と芸能 例祭日に神輿渡御式、流鏑馬の神事、獅子舞、巫女舞等あり 由緒沿革 創建年代は仁徳天皇の御世と云う。 又祭神の御系統、御事蹟も詳かでないが、古 代に於ける対外交通の要路は日本海で、当時 隠岐国もその交通の要路に当り船舶の出入が あったものと思われる。よって当祭神も日本 海警備の任に当らせられ、兼ねて国土の開拓 に貢献があったと思われる。古来上下の崇敬 厚く、承和九年九月官社に預り、延喜の制名 神大社に列せられた。昭和四年国幣中社に列 せられた。(神社本庁別表神仕) −『神社名鑑』− |
【 水若酢神社(印刷用ページ) 】