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青衾神社
あおぶすまじんじゃ
愛知県名古屋市熱田区白鳥2
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式内社 尾張國愛智郡 青衾神社 |
名古屋市熱田区にある。
19号線を越えて、熱田神宮の西、白鳥町に鎮座。
19号線から白鳥小学校の南の道を入ると、
交差点の角に小さな境内がある。
境内には垣に囲まれた社殿が一つ。
創祀年代は不詳。
「青衾」は、愛知郡の産土神で、
「あおぶすま」は「うぶすな」の訛りとする説がある。
江戸時代には、熱田神宮摂社に「アヲブスマ」と称する社が二つあり、
東六社の中のアヲブスマは、青衾と書き、日神を祀り、
西六社の中のアヲブスマは、白衾と書き、月神を祀っていた。
このうち、青衾社は明治になって廃絶し、
白衾社が、現在、白鳥鎮座の青衾社となった。
高座結御子神社祭神・高倉下命の母である
天道日女命を祀る神社だが、祭神の異説として、
天魄月、饒速日命、天香語山命、天火明命など。
青衾神社と同じ白鳥町
に、熱田神宮境外末社・影向間社がある。
青衾神社を探して白鳥町を歩いている時に見つけた。
祭神は、熱田大神。
小さな祠だが、ちゅんとした境内を持ち、
熱田神宮の除厄招福祈念行事である踏歌神事は、
熱田神宮本宮・別宮・当社・大幸田社の順に行われる。
その影向間社の横に「白鳥御陵」と刻まれた石柱が立っている。
青衾神社境内 |
青衾神社社殿 | 影向間社横に 「白鳥御陵」の石柱 | 影向間社(ようごのましゃ) |
【 青衾神社(印刷用ページ) 】