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飯持神社
いいもちじんじゃ
新潟県佐渡市飯持236
萬民の みたまの水をうけ持の 神の社は かすかなれども
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式内社 佐渡國雑太郡 飯持神社 |
佐渡島の中心、畑野から81号線を少し南下。
鳥越へ向う道の傍らの丘の上。
周囲は水田地帯。
佐渡で最も大きな春秋の社日のまつりがあるらしい。
社殿は、やや荒れた感じがしないでもないが、
雑草の伸び具合を見ると、十分に管理されている。
創祀年代は不詳。
式内社・飯持神社に比定されている古社で、
河内村の産土神。
明治六年六月郷社に列した。
神紋は拝殿にあった紋だが、自信はない。
社頭 |
鳥居 | 境内 |
社殿 | 拝殿 |
【祭神】保食神 【由緒】秘訓には美氣毛智とあり、「佐渡國寺社境内案 内帳」(寶暦年中)には「御神號若宇賀能賣神、氣化神なり、 御膳持須留若宇賀能賣神」と記されてゐる。なほ延寶中正 六位橘三喜社参の折、「萬民のみたまの水をうけ持の神の 社はかすかなれども」と奉納した。『佐渡名勝志』(須田六 右衛門 延享元年)には、「里人の曰く、五穀成就、牛馬肥 盛、魚鳥繁茂ノ守リ神トシテ國民ニ施シ玉フ」とある。 −『式内社調査報告』− |
【 飯持神社(印刷用ページ) 】