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粟野神社
あわのじんじゃ
長野県長野市上野1−652
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長野県長野市にある。
JR信越本線・北長野駅の北3Kmほどの上野に鎮座。
長野電鉄・信濃吉田駅を超えて、60号線(北国街道)を北上。
浅川を渡り、駒沢川を越えて、
そのまま北上すると60号線バイパスに合流するが、
その手前200mほどの交差点の角に境内がある。
境内入り口は西向き。
朱の両部鳥居の右脇には百度石があり、
左脇には幸神と猿田彦大神と刻まれた石が祀られている。
鳥居をくぐると、木々に覆われた境内で、
鎮守の森という言葉がぴったりな神社。
境内には滑り台や鉄棒などの遊具が置かれており
近所の子供たちの遊びの場となっているのだろう。
境内中央の参道を進むと、正面に社殿。
拝殿には、大きく「五穀豊穣」と書かれた額が掛けられている。
拝殿の後方に、白壁の社殿があるが、たぶん本殿を納めた覆屋だろう。
境内左手には、石祠がいくつか並んで祀られている。
創祀年代は不詳。
永禄年間の兵火にかかり、焼失したため
古記録等は残っていないらしい。
式内社・粟野神社の論社。
神社の東方の原を「粟野の原」というらしく、
鎮座地名の「上野」は「粟野」からの訛りとする説もある。
古くは、粟野之神社、粟野神社、諏訪明神とも称していたが
天明六年(1786)、現社号に決定し、明治六年村社に列した。
社頭 |
鳥居脇の石 | 鳥居 |
境内 |
拝殿 | 本殿覆屋 |
社殿側面と石祠 | 境内から鳥居 |
【 粟野神社 (長野市上野)(印刷用ページ) 】