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住吉神社
すみよしじんじゃ
静岡県静岡市葵区一番町25
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式内社 駿河國安倍郡 中津神社 |
静岡県静岡市にある。
静岡駅の西1.5Kmほどの一番町に鎮座。
362号線(昭和通り)から一本北へ入った道に境内がある。
境内入口は南西向き。
アスファルトの境内は小さく、数代の車が駐車され、
駐車場を兼ねているような、典型的な街中の神社。
境内入口の鳥居には「住吉神社」の扁額がかかっているが
鳥居右手の社号標には「神饌幣帛 供進指定 中津神社」と刻まれている。
当社社号は、以前は中津神社と称していたが、
現在は住吉神社が正式名となっているらしい。
境内の奥に、瓦葺の社殿が一つ。
中に本殿が格納されている感じだが、
扉が閉まっていて中を確認していない。
社伝によると、天平神護元年三月の創祀。
明治八年二月に村社に列した神社。
式内社・中津神社に比定されている古社で
駿河国風土記によれと、安倍・藁科川の中州に鎮座されていたとあり
よって中津と称したと考えられている。
徳川時代頃には、住吉神社として広く知られ
後、中津神社の戻したのだが、
昭和四十年に住吉神社と改めたらしい。
当社の神紋かどうかは不明だが、
社殿前の賽銭箱に巴紋が付けられていた。
鳥居 | 鳥居扁額 | 社号標 |
境内 |
社殿 | 道路から社殿 |
天平神護元年三月創建。 延喜式神名帳に記載されている。 中津神社とあるは当神社のことである。 駿河国風土記によれば安倍、藁科川の中州に鎮座されていたとある。 明治八年二月村社に列せられた。 昭和十六年六月神饌幣帛供進神社となった。 昭和二十年六月二十日戦災により社殿焼失したが昭和三十四年に再建された。 昭和二十一年七月三十日宗教法人令による届出をなし、昭和二十七年七月二十三日宗教法人法により宗教法人中津神社設立登記をした。 昭和四十年一月二十六日中津神社を住吉神社と社号変更の承認を神社本庁より受け住吉神社と改称した。 静岡県神社庁神社等級規定八級社である。 −『平成祭データ』− |
【 住吉神社 (静岡市)(印刷用ページ) 】