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高那彌神社
たかなみじんじゃ
福井県三方郡美浜町竹波13−1  Zenrin Data Com Maps display !!



式内社 若狭國三方郡 高那彌神社
旧村社

御祭神
高那彌大神 大山咋命 倉稻魂命

福井県の美浜町にある。
東美浜駅の北12Kmの竹波に鎮座。
敦賀半島の西側、若狭湾を左に見ながら北上し、
美浜原発の手前、竹波海水浴場付近で、東へ入る。

参道脇には「式内村社高那彌神社」と刻まれた社号標が立っている。
参道を進み、石鳥居をくぐると
丘の麓の斜面に比較的狭い境内がある。

鳥居の右手に手水舎があり、
境内の左手に神楽殿らしき社殿。
階段の上に、新しい覆屋(蛸屋)があり、本殿はこの中。
資料によると、本殿は流造らしい。

『福井県神社誌』に、平屋造の拝殿が記されているが
覆屋の左にある社殿が拝殿なのだろうか。
だとすると、本殿の側面に面した不思議な配置。
あるいは、階段下境内左の神楽殿らしき社殿が拝殿か。

創祀年代は不詳。
『若狭国神階記』に「正五位 竹波明神」とあり
式内社・高那彌神社に比定される古社。

かつては五社明神、山王社、山王御社、石上大明神などとも称されていた。

鎮座地の竹波は「たけなみ」と読むが、
当社社号から、古くは「たかなみ」と呼ばれていたようだ。

祭神は不詳で、高那彌大神とされている。
明治四十一年、境内社の日吉神社と稲荷神社を合祀し
現在の祭神となった。

覆屋に菊の金飾りがあり、『福井県神社誌』にも 当社の神紋は「菊」とある。


鳥居

社殿

境内

参道社号標

鳥居と手水舎

覆屋

【 高那彌神社 高那弥神社 (美浜町)(印刷用ページ) 】

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