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隠岐式内社巡り 四日目(最終日) |
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● 5月25日 知夫村・海士町
今日の予定は、知夫と海士。どちらも島前の島なので、移動には島内船を使うことにする。 フェリーでの移動も可能だが便数は少ないようだ。島内船「いそかぜ」の時刻を確認し、 まず、知夫村へ。
朝、別府港へ行くと、高校生の集団と出会った。みんなフェリーで通学するようだ。面白い。
「いそかぜ」は小さな船で、20人も乗れない船だった。普通の釣り舟のような感じだ。 船には操縦者と車掌のような人がいて、料金は乗る時に支払う。 乗客は10名程度。みんな、知夫での工事関係者のようで、観光客は一人。 結構、揺れるが、不快なリズムではないので、楽しい。
大山神社
知夫村、来居港へ到着。レンタカーの案内があったが、店は閉まっていた。 覚悟していたので、さほどショックは受けず、歩き出す。しばらく来居から南へ歩くと、 道が広くなっている。最近出来た道路のようだ。しかし、困った。 手持ちの地図と、道がぜんぜん違う。とにかく、南へ1Km歩けば、知夫湾へ出るはずなので、歩く。 途中、ゆっくりと走る作業用車輌に出会った。のどかに運転しているおじいさんに、「大山神社」への 道を聞き、知夫湾から海岸沿いに歩き、仁夫へ。仁夫から、川を遡った所にある。 ここらにあるはずだ、と見まわしても見つからず、畑で作業しているおばさんに聞く。 道から山の斜面に階段が続き、上に鳥居。階段上の境内も社殿の広さしかない神社。 鳥居が山の入り口のように見える。さすが「大山神社」だ。
大山神社から、知夫湾へ戻る。来た海岸線を戻っても面白くないので、 山中の道を歩く。旧道のようだ。途中、怪しげなトンネルもある。 朝だから良かったが、夜なら、引き返していただろう。そんな道。
天佐志比古命神社
知夫湾に臨む形で鎮座している、通称、一宮神社。鳥居前の道には宿などもあり、 この島の中心地だ。 階段上の境内も非常に綺麗で、社殿も新しく修理された様子。 「氏神様」って感じだ。良い。
来居神社
宇受賀命神社
再び「いそかぜ」に海士町へ。こちらは、町だけあって、観光案内もある。 案内所で、レンタカーかレンタサイクルはありませんか、と尋ねると 近くのホテルに電話してくれた。ホテル所有の車をレンタルしてくれるらしい。 レンタサイクルを覚悟していたので、ありがたい。 ホテルの迎えでホテルへ。小さな軽自動車だが、小回りがきいてよろしい。
東へ向い、何度も道を間違えながら、宇受賀へ。集落内を探しながら走るが見当たらず。 Uターンしようと集落を抜けたところにあった。周囲は田畑と道路工事。 工事関係者らしき人達が参拝していた。こんもりとした丘に社殿があり、 田畑の中をまっすぐ延びる参道が印象的だ。
奈伎良比売神社
宇受賀から、南東の方向、豊田へ向う。 このあたりの道路は農道らしく、綺麗だ。地方へ行くと街中の道より農道の方が整備されている。 豊田の集落の奥へ細い道が続き、鳥居脇に車を止める。 境内は思っていたより広い。木々も欝蒼としており良い雰囲気だ。 社殿も美しいフォルム。雑草が多いのが気になるが、それも良いのかもしれない。 気に入ってしまった。
金光寺
隠岐神社
金光寺山を下り、海士の中心にある隠岐神社へ。 かなり広い境内だ。駐車場も広く、海士観光の目玉のようだ。 社殿は官幣社のようなたたずまいだ。後鳥羽天皇の行在所跡や御火葬塚などもある。 宿のおばさんも推薦していた神社だ。 社務所で神紋などの話を伺い、木々で社殿の撮影が難しかったので、 荒垣内に入れてもらった。
ホテルで車を返し、港まで送ってもらった。 海士から別府までは近いのだが、やはり船が必要で、フェリーを待つ。 フェリー甲板で、夕日の海を見ながら、今回の隠岐旅行を反芻。
翌日は、別府から高速船に乗り、境港へ戻る。
おしまい。
今日の予定は、知夫と海士。どちらも島前の島なので、移動には島内船を使うことにする。 フェリーでの移動も可能だが便数は少ないようだ。島内船「いそかぜ」の時刻を確認し、 まず、知夫村へ。
朝、別府港へ行くと、高校生の集団と出会った。みんなフェリーで通学するようだ。面白い。
「いそかぜ」は小さな船で、20人も乗れない船だった。普通の釣り舟のような感じだ。 船には操縦者と車掌のような人がいて、料金は乗る時に支払う。 乗客は10名程度。みんな、知夫での工事関係者のようで、観光客は一人。 結構、揺れるが、不快なリズムではないので、楽しい。
大山神社
知夫村、来居港へ到着。レンタカーの案内があったが、店は閉まっていた。 覚悟していたので、さほどショックは受けず、歩き出す。しばらく来居から南へ歩くと、 道が広くなっている。最近出来た道路のようだ。しかし、困った。 手持ちの地図と、道がぜんぜん違う。とにかく、南へ1Km歩けば、知夫湾へ出るはずなので、歩く。 途中、ゆっくりと走る作業用車輌に出会った。のどかに運転しているおじいさんに、「大山神社」への 道を聞き、知夫湾から海岸沿いに歩き、仁夫へ。仁夫から、川を遡った所にある。 ここらにあるはずだ、と見まわしても見つからず、畑で作業しているおばさんに聞く。 道から山の斜面に階段が続き、上に鳥居。階段上の境内も社殿の広さしかない神社。 鳥居が山の入り口のように見える。さすが「大山神社」だ。
大山神社から、知夫湾へ戻る。来た海岸線を戻っても面白くないので、 山中の道を歩く。旧道のようだ。途中、怪しげなトンネルもある。 朝だから良かったが、夜なら、引き返していただろう。そんな道。
天佐志比古命神社
知夫湾に臨む形で鎮座している、通称、一宮神社。鳥居前の道には宿などもあり、 この島の中心地だ。 階段上の境内も非常に綺麗で、社殿も新しく修理された様子。 「氏神様」って感じだ。良い。
来居神社
来た道を戻って、来居港へ。船が来るまで、相当に時間があったので、来居港にあった、来居神社へ参拝。
道路脇に港を見下ろすように建っている小さな神社で、由緒も分らない。
面白いのは、社殿横の木に昇竜を模した縄が巻きつけられていたこと。
これが、この辺りの風習なのか、単なる思いつきなのかは不明だが。
船待ちをしていると、観光客の一団がやって来た。フェリーに乗るようだ。 一体何処から、と思う程の人数だ。 |
宇受賀命神社
再び「いそかぜ」に海士町へ。こちらは、町だけあって、観光案内もある。 案内所で、レンタカーかレンタサイクルはありませんか、と尋ねると 近くのホテルに電話してくれた。ホテル所有の車をレンタルしてくれるらしい。 レンタサイクルを覚悟していたので、ありがたい。 ホテルの迎えでホテルへ。小さな軽自動車だが、小回りがきいてよろしい。
東へ向い、何度も道を間違えながら、宇受賀へ。集落内を探しながら走るが見当たらず。 Uターンしようと集落を抜けたところにあった。周囲は田畑と道路工事。 工事関係者らしき人達が参拝していた。こんもりとした丘に社殿があり、 田畑の中をまっすぐ延びる参道が印象的だ。
奈伎良比売神社
宇受賀から、南東の方向、豊田へ向う。 このあたりの道路は農道らしく、綺麗だ。地方へ行くと街中の道より農道の方が整備されている。 豊田の集落の奥へ細い道が続き、鳥居脇に車を止める。 境内は思っていたより広い。木々も欝蒼としており良い雰囲気だ。 社殿も美しいフォルム。雑草が多いのが気になるが、それも良いのかもしれない。 気に入ってしまった。
金光寺
豊田から隠岐神社へ向う途中、金光寺の案内を見た。小野篁縁の寺だ。小野篁が隠岐へ流されていた時に 復帰を祈願して篭った寺。面白そうなので寄って見た。「和田の原八十島かけて漕ぎ出でぬと人にはつげよ海士の釣舟」は 隠岐へ流される時に読んだ歌。山頂は遊歩道のように周回できるようになっている。 |
隠岐神社
金光寺山を下り、海士の中心にある隠岐神社へ。 かなり広い境内だ。駐車場も広く、海士観光の目玉のようだ。 社殿は官幣社のようなたたずまいだ。後鳥羽天皇の行在所跡や御火葬塚などもある。 宿のおばさんも推薦していた神社だ。 社務所で神紋などの話を伺い、木々で社殿の撮影が難しかったので、 荒垣内に入れてもらった。
ホテルで車を返し、港まで送ってもらった。 海士から別府までは近いのだが、やはり船が必要で、フェリーを待つ。 フェリー甲板で、夕日の海を見ながら、今回の隠岐旅行を反芻。
翌日は、別府から高速船に乗り、境港へ戻る。
おしまい。
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