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布勢神社
ふせじんじゃ
富山県魚津市布施爪947  Zenrin Data Com Maps display !!


梅鉢

式内社 越中國新川郡 布勢神社
旧村社

御祭神
五十猛命 五十日足彦命

天児屋命 五十猛命 『文政社号帳』
大彦命(布勢氏祖神) 『度会延経 神名帳考證』ほか

富山県魚津市布施爪にある。
魚津市から布施川を越えて、黒部へ抜ける道の側。
JR魚津駅から東へ5〜6Kmの場所。

魚津市から、ちょっとした峠を越え、下り坂の左手を登ると鳥居。
西へ延びる参道の奥に、白い社殿浮かび上がって見える。
社殿に、ジッと見つめられているような、そんな錯覚、感じました。

ということで、狭いが長い境内なのだ。

第二十七代継体天皇の御代の勧請、布施爪大明神と称していたが、
延喜年中に布勢神社と改称。
当初、布施爪の館(たち)という場所(現在の朴谷)に
鎮座していたが、寛文年中に遷座。

上杉謙信の越中乱入の際に社殿・古記録消失した。

ところで、どこから勧請されたのだろうか、
『式内社調査報告』には記載されていなかった。

祭神は、五十猛命五十日足彦命だが、
布勢の社名から、布勢氏の祖神・大彦命とする説もある。
神社では、一貫して五十猛命だそうだ。

木々は鬱蒼としており、一見、放置されているような印象だが、
参道は綺麗にされているし、雑然とした感じではない。
本殿は覆屋の中にある。見えなかったが流造。

神紋は梅鉢。富山の神社には多い紋だ。

参道入口にある建物の中には、多くの仏が祀られていた。


鳥居と社号標

拝殿

本殿覆屋

境内


【 布勢神社 (魚津市)(印刷用ページ) 】

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