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江野神社
えののじんじゃ
新潟県上越市名立区名立大町字明神山1335  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 越後國頸城郡 江野神社
旧県社

御祭神
建御名方命 事代主命 大己貴命 素佐能男命 稻田比賣命
屋主忍男武雄心命 影姫命 武内宿禰命
合祀 産土神

新潟県上越市。
名立川の河口近く、8号線の名立の交差点の近くにある。
ちょっとした山(明神山)の上にあって、階段は日当たりがよいが、
境内は木々が繁って、ちょっと怪しげ。

階段下の鳥居を撮影していると、背後でガザガザ音がする。
ふりかえると蛇が鎌首をもたげていた。
一気にダッシュで階段を駆け上ってしまった。

通称は大宮というらしい。

創祀年代は不詳。
一説には、人皇五代孝照天皇の御宇、
江野御崎に、大己貴命事代主命建御名方命を勧請したのが始め。
その後、景行天皇の御宇、
武内宿禰が勅使によって下向し、
当地に滞在して、当社に祈願したという。

あるいは、姓氏録に「江沼臣、石川同氏建内宿禰男若子宿禰之後也」
とある江沼氏が当地に至り、祖神を祀った神社。

もとは、鳥ケ首岬の崖上、竹の内という地に鎮座していたという。

かつては諏訪大明神と称していたが、
式内社・江野神社であるとして
江戸時代に社号を復したという。

拝殿は、棒で補強していた。茅葺きで古風な形状を維持している。
大変だろうなぁ。

拝殿前に陰陽の木が置かれていた。
ようするに男女の営みの形状をした枝。
台風で折れた御神木の枝だそうだ。


鳥居

階段上の鳥居

参道の鳥居

拝殿

陰陽の木

本殿

境内社

江野神社 旧県社
西頸城郡名立町 北陸本線 名立駅より二粁
祭神 素佐能男命 稲田姫命 大己貴命 事代主命 建御名方命
例祭 四月五日 一〇月二三日 神紋 三つ巴
本殿 流破風造 五坪 境内 二二〇七坪
末社 一社 氏子 二七〇戸 崇敬者 一七四二人
由緒沿革 里人大己貴命、建御名方命の遺徳 を追慕し、之に建御名方の長兄中主命を合せ 三神を合祀して大宮と称し、之が当社の創立 である。景行天皇二五年武内宿禰北陸諸国巡 察の途次国土平安を祈願したと伝える。鎮座 地は崇神天皇の御宇久比岐国造御矛命の居を 構えられた遺跡であるといわれている。昭和 九年県社に列す。

−『神社名鑑』−



【 江野神社(印刷用ページ) 】

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