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兄子神社
えこじんじゃ
福井県越前市安戸町41−3  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 越前國丹生郡 兄子神社
旧村社

御祭神
穴穗尊

福井県越前市にある。
武生駅から西へ15Kmほどの安戸町に鎮座。
19号線を西へ12Kmほど進み、
3号線を南下して1.5Kmほどの地点から。
西へ300mほど進むと、
道の北側、民家の間に
「式内 兄子神社」と刻まれた社号標が、
ポツンと立っている。

社号標から、緩やかな参道の階段を上ると鳥居。
鳥居からさらに参道を登ると境内がある。

雑草等が綺麗に刈り取られているせいか
あっさりとした印象の境内。
社殿もあっさりとして、
拝殿の後方に、本殿の覆屋がある。
『福井県神社誌』によると、中の本殿は切妻造らしい。

当社の社号「兄子」の読み方は
『福井県神社誌』によると「えこ」。
他の資料では「あにこ」「せこ」などの読みがある。

創祀年代は不詳。由緒も不詳。

式内社・兄子神社の論社の一つで
祭神は穴穂尊(安康天皇)。
穴穂尊を主祭神としている神社は珍しく
『平成祭データ』によると
全国に三社(千葉、福井、岡山)しか見当らない。

当地は、斉明天皇四年(658)に
阿部比羅夫が越ノ守となり、
蝦夷討伐の際に安戸の西の天城山を
一時期根拠地とした場所。
その後も一族が駐屯していたという。

本殿の右手に、何かの建物のようなものがあり
青いビニールのすだれが何枚も掛けられていた。
参拝時にも「何だろう」と不思議に思って
中を覗いた記憶があるのだが、
何だったのか覚えていない。
資料では、明治四十一年、境内地を拡張し
鳥居、宝物殿を新築したとあるが、宝物殿?
とにかく何だったか、覚えていない。


参道階段

鳥居

階段上から

境内社殿

拝殿

本殿覆屋

なんだ?


【 兄子神社 (越前市)(印刷用ページ) 】

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