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八幡神社
はちまんじんじゃ
福井県坂井市春江町境23−13  Zenrin Data Com Maps display !!


輪宝

式内社 越前國坂井郡 坂名井神社
旧村社

御祭神
應神天皇 配祀 吉備武彦命

福井県坂井市にある。
北陸本線・春江駅の北西500mほどの春江町境に鎮座。
石の垣に囲まれた境内。
境内入口には「八幡神社」と刻まれた社号標が建っているが、
境内は、地震等の避難所になっているようで、
避難所の案内には「境八幡神社」とあり、
通称は、地名付きで呼ばれているのかもしれない。

鳥居をくぐると砂地の境内で、
社殿の周囲にしか木々(松)がなく、
非常にあっさりした印象の神社。
最近、整備等が施されたのだろうか。
福井大地震で全壊したそうなので、
その後、木々などが植えられてないのかも。

参道を進むと、正面に瓦葺・入母屋造の拝殿があり、
後方、石組みの上に銅葺・流造のやや小振りな本殿が鎮座。
拝殿と本殿は渡り廊下で繋がっている。
北国の神社なので、本殿は雪除けのためのガラスで覆われていた。

創祀年代は不詳。

江戸時代初期に、境村(南西200mほどの小学校敷地)より遷座。

境村にあったことから、式内社・坂名井神社の論社となっている。

昭和二十三年福井大地震により全壊し、
昭和二十七年拝殿再建。
昭和四十四年本殿再建。
昭和六十一年玉垣が完成した。

拝殿の屋根に、輪宝紋が付けられていた。
八幡神社なので、巴紋が神紋だと思うのだが、
福井の神社では、社殿に輪宝紋をつけている神社が多いので
輪宝紋が、当社の神紋かどうかは未確認。

本殿の左手に、境内社の石祠がひとつ。
『福井県神社誌』によると「女神さん」なのだそうだ。


社頭

鳥居

境内

社殿

社殿

拝殿

境内社と本殿


【 八幡神社 (春江町境)(印刷用ページ) 】

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