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春日神社
かすがじんじゃ
福井県大野市不動堂27  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 越前國大野郡 風速神社
旧村社

御祭神
天兒屋根命
合祀
伊弉諾尊 伊弉册尊 天照皇大神 誉田別尊 菅原大神

福井県大野市にある。
越美北線・越前豊田駅の東2Kmほどの不動堂に鎮座。
26号線を東へ進む、九頭竜川にかかる阪谷橋を渡って
26号線を北へ逸れ、さらに
九頭竜川の支流・唐谷川に沿って500mほど東へ。
唐谷川の北側に境内がある。

田の中を走る農道の先に見える、巨木の聳える社域。
農道なのか参道なのかわからないが、
その道をまっすぐに進むと境内入口。

境内入口には鳥居ではなく、
屋根の付いた門のようなものがあるのだが
これはなんだろうか。
祭の時に提灯をぶら提げるための似たような門は見かけるが
基礎部分はコンクリートで固められており
常設されている様子。
その門をくぐると鳥居が建っており、
鳥居の右手に、「村社 春日神社」と刻まれた社号標。

境内の中央部に、二つの灯籠が立ち、
奥の一段高い石積の上に社殿。
入母屋造拝殿の扁額には「不動明王」と書かれている。
拝殿の周囲には廊下が付けられているが
スカートのような雨除けと思われる板が付けられている。

拝殿後方の本殿は、覆屋の中にあり確認できず。
『福井県神社誌』には、瓦葺流造と書かれている。

本殿の左手には、ゴツゴツとした大きな岩があり
岩の上には、小さな石祠が祀られている。
この岩が、不動明王の御神体だろうか。
そんな感じだった。

創祀年代は不詳。

拝殿の額にあるように、不動堂とも呼ばれていた。
当社の近くに、風速・風吹という地名が残っていたらしく
式内社・風速神社の論社となっている。

明治四十一年二月二十八日に
字上宅地天満神社、字向大門神明神社を合祀。
同四十二年一月十六日、境内社白山神社、八幡神社を合祀。
同四十二年十二月九日、石谷字北平白山神社を合祀し、
現在の祭神となった。

本殿の右手にお堂のような形の祠があるが、
詳細はわからない。

境内には、ポツンと滑り台が一つ。
なぜか、その滑り台に寂しさを感じた。


社域

境内入口

境内

境内

社殿

社殿

社殿左の大岩

社殿右には祠

大岩


【 春日神社 (大野市不動堂)(印刷用ページ) 】

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