[HOME]  >  [神社記憶]  >  [北陸地方]  >
メニューを表示する 表示用ページ


小山田神社
おやまだじんじゃ
福井県越前市南小山町2−46  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 越前國今立郡 小山田神社
旧村社

御祭神
經津主命 武甕槌命 事代主命

福井県越前市にある。
武生前の東7Kmほどの南小山町に鎮座。
日野川を越えて東へ進み、北陸自動車道も越えて
鞍谷川を越えた地点にある南小山町集落の奥に境内がある。

境内入口は西向き。
鳥居の左脇に「式内 小山田神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり、参道を進むと、
広い境内があり、土を盛ったような場所の上に社殿。
社殿は、拝殿の後方に本殿があるだけの簡素なもの。
ただ、流造の本殿はガラスの雪囲いに覆われ
屋根には金の飾りなどが付けられて、
大事に管理されているようだ。

社殿の背後は、山というか森になっており
木々が密集していているが、
境内には、それほど樹木が見られなかった。
最近、境内の整備をしたのだろうか。

創祀年代、由緒は不詳。

社伝によると、神功皇后によって勧請された古社。
その後、仲哀天皇継体天皇男大迹皇子)の崇敬が篤かったという。

新田・斯波両軍の戦火により焼失したが
文明年間(15世紀)、斯波氏によって再興。
しかし、天正年中(16世紀)滝川一益の兵火に罹り
社家が断絶した。

式内社・小山田神社に比定されている神社で
かつては勝手明神とも称していたという。

境内の右手に、狭い階段があり
階段の上には不動宮が祀られている。

当社の神紋について。
参拝時は、本殿屋根に輪宝紋の金細工が飾られていたので
当社の神紋だと思ったのだが、
神紋などの情報が丁寧に記載されている『福井県神社誌』には
当社の神紋の記載がない。


鳥居

境内

境内

社殿

社殿

社殿横階段上に不動宮

不動宮から境内


【 小山田神社 (越前市)(印刷用ページ) 】

ボーダー




no index