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斗布神社
とふじんじゃ
福井県越前市白崎町19−15  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 越前國丹生郡 斗布神社
旧郷社

御祭神
天津日高彦火火出見尊

福井県越前市にある。
JR王子保駅の西1.5Kmほどの白崎町に鎮座。
8号線の白崎交差点から西へ入り、集落の奥、
山の麓に境内がある。

昔の写真では、欝蒼とした森という雰囲気だが
現在は、奇麗に整備され、数本の背の高い木を残して
砂利が敷き詰められている。

白い鳥居をくぐると、その砂利の境内。
境内中央に参道が延び、正面に拝殿。
拝殿の前には、4本の木が聳えている。
残念ながら木に関してはまったくの無知なのだが、杉だろうか。

拝殿の周囲には雪囲いの補強がなされており
拝殿後方に本殿を納めた覆屋。
覆屋は、側面がガラス張りになっており
中にある流造の本殿がよく見える。

境内右手の斜面に境内社などが並んでいる。
詳細はわからないが、『平成祭データ』には
神明神社と稲荷神社の名が記されている。
斜面の最上部にあるのは観音堂。
参拝時には、この観音堂は当社境内にあると思ったが
帰宅後に地図を見ると、当社北側に金剛寺という寺が隣接しており
ひょっとすると、この観音堂は、その金剛寺のものかもしれない。

創祀年代は不詳。

近郷七ヶ村の総社として
中世には朝倉家の崇敬厚い大社であったが、
天正の兵火にかかり、
社領の没収、氏子の離散などが相次ぎ衰微したという。

その後、領主金森家が社殿を修築。
慶応四年、神祇伯白川資訓王より
式内斗布神社の扁額および確書を納められ、
明治八年村社に、明治十四年郷社に列した。

当社神紋は三つ巴紋。
覆屋のガラス張り越しに見える本殿の側面に
巴紋の飾りが付けられている。


社頭

鳥居

境内

観音堂と境内社

拝殿

拝殿

社殿

本殿

観音堂

境内社


【 斗布神社 (越前市)(印刷用ページ) 】

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