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諏訪神社
すわじんじゃ
山梨県甲州市勝沼町等々力1571  Zenrin Data Com Maps display !!


丸に立梶の葉

式内社 甲斐國巨麻郡 笠屋神社
旧村社

御祭神
建御名方神 事代主神

山梨県甲州市勝沼町にある。
塩山駅から411号線を南へ3Kmの等々力交差点から東へ300m。
道路脇に狭い入口があり、北へ入ると境内がある。

鳥居の脇に大きな木が茂る、明るい境内。
南向きの社殿も新しく、綺麗に整備されている。

社殿の周囲に、石祠の境内社が並んでおり、
山梨周辺に多い丸石の道祖神もある。

式内・笠屋神社の論社のひとつ。

『甲斐名勝志』には、
「山梨郡等々力村諏訪明神祭神事代主命也。相傳、延喜式所載笠屋神社也。」
巨摩郡にあった笠屋神社を、どうゆう理由によるものか、
山梨郡の当地へ遷座したものだというが定かではない。

道路わきの入口が分かりにくい。
でも、参道の奥は、思ったよりも広く、
清潔で落ち着いた佇まいに、ちょっと感動。


境内

拝殿

拝殿

本殿

本殿

本殿

石祠が並ぶ

丸石の道祖神

諏訪神社本殿棟札
勝沼町指定文化財
平成六年三月三一日指定
 諏訪神社は等々力の産土神で、建御名方神事代主命を祭神とする。境内にはこの他、 天神、稲荷、石尊、痘瘡、白山、太神、蚕影、 秋葉、道祖神などの諸社がまつられている。
 当社由来は『甲斐名勝志』『甲斐国志』 『社記・寺記』等によれば、巨摩郡の笠屋神 社をうつしたとも、聖徳太子の命を受け、万 福寺を創建した調子麿をまつるため建立され たともいう。
 本殿内部に保存されている棟札及び板書等 は左記のものがある。
一、 天保二年(一六八二)諏訪大明神社殿建立板書
二、 享保三年(一七一八)神殿修復遷座札及び梁書
三、 寛政六年(一七九四)笠屋神社棟祭礼
四、 文化十三年(一八一六)諏訪大明神神殿修繕屋根替札二点
五、 明治十四年(一八八一)本殿瓦葺改修札
六、 昭和三三年(一九五八)笠屋神社諏訪大神鎮座札
 これらの棟札類は、草創由来の変遷を示す と共に、三百年余におよぶ本殿修復の社会的、 建築的経緯を知る上で貴重な記録である。

−社前案内板−



【 諏訪神社 (甲州市勝沼町)(印刷用ページ) 】

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