[HOME]  >  [神社記憶]  >  [関東地方]  >
メニューを表示する 表示用ページ


穴澤天神社
あなさわてんじんじゃ
東京都稲城市矢野口3292  Zenrin Data Com Maps display !!


梅鉢 三つ巴
朱印のページへ!!

式内社 武藏國多磨郡 穴澤神社
旧郷社

御祭神
少彦名命 相殿 管神(渡唐天神)

祭神不詳、管神を合祀 『名所図会』
天神 『神祇宝典』
天押帯日子命(阿那臣之祖) 『神名帳考證』

京王線読売ランド駅の東400mにある。
駅から東へ歩くと、川にぶつかるが、その川沿いの山、中腹に鎮座。

階段を登ると境内がある。境内には桜の花が散っていた。
東隅に社殿があり、いかにも天満宮といった拝殿と、
後方に神明造の本殿がある。

神紋は、梅鉢と三つ巴。社殿や御守りにも付いている。

そろそろ関東の桜も散り始め、境内の桜も終わりが近い。

孝安天皇四年三月の創祀で、
式内社・穴澤神社に比定される古社。

主祭神は、少彦名命だが、これは偽書とされる「惣國風土記」が典拠らしい。
式内社調査報告でも、この地の神(穴澤天神)を祀ると見ている。
菅原道真は、元禄七年の合祀。

山の麓と、階段上の境内入口に鳥居・社号標がある。
境内入口には、山王社と神明社、拝殿前には稲荷社がある。

社務所前に、市指定文化財「筆塚」がある。

拝殿は金で装飾され、屋根にも神紋が刻まれ、気合の入った社殿。
本殿は神明造だった。

終わりつつある春を感じながら、ゆっくりと時間を過ごす午後。
散っていく桜の花びらが、砂時計の砂、そんな感じ。


麓の鳥居

参道の神明社

参道の山王社

参道

境内入口

境内参道

社号標

社殿

筆塚

本殿

本殿

神楽殿

稲荷神社

境内

麓の鳥居から川沿いに少し東に弁天社(末社?)があり、
洞窟から神水が湧いている。付近の人たちが、行列を作って、その水を汲んでいた。
この辺りに社名の由来があるようだ。


麓の弁天社

穴澤天神社  当社の主祭神は、少彦名大神を御祀りした社である。創立は孝安天皇4年 3月で、後に元禄7年社殿を改修し、菅原道真公を合祀する。例大祭は毎年 8月25日で、当日は神職山本家に伝わる、武蔵流の指定文化財、江戸の里神 楽が奉奏され、又、三頭の獅子を天狗により、神社入口の石段を、舞いなが ら勇壮に登る。市指定の獅子舞が奉納される。
 境内には江戸時代の終わり頃に、筆学を業とした原田金陵の功績をたたえ て建てられた、市指定文化財の筆塚がある。
 現在の社殿は昭和六十一年12月に修復した。

−境内案内より−



【 穴沢天神社 穴澤天神社(印刷用ページ) 】

ボーダー




no index