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久志伊奈太伎比咩神社
くしいなだきひめじんじゃ
石川県七尾市国分町ラ1  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 能登國能登郡 久志伊奈太伎比咩神社
旧郷社

御祭神
奇稻田姫命 合祀 天照大神 豊受大神

石川県七尾市にある。
七尾駅の南西2Kmの国分町に鎮座。
七尾警察署の東側にある小山(久志伊羅山)の上にある。
鷹合川と御祓川の合流する場所。

山の東側、狭い道に境内入口の鳥居があり、
階段を登ると正面に社殿がある。

警察署の南にドラッグストアがあり駐車場があるので、
ドリンクを買って車を止め、鳥居を目指すと、
山への入口が南側にもあったので、僕はそこから入ってみた。
ほんの数十mだが山道の参道を歩く気分を、ちょとだけ味わった。
山道の先に見える社殿が、可愛い。

街中の神社でも、その気になればいろいろな風情を味わうことができる。

鎮座地である山の名前から、久志伊羅山神社と称していた神社。

社伝によると、聖武天皇の御代の創祀。
痘瘡流行により勅祭されたという。
疫病除けの素盞嗚尊の后神・奇稻田姫命を祀る。

周囲から取り残された山という雰囲気。
往時は町のはずれの小山だったのだろう。
大きくも深くも無いのだけれど、それなりの神域と思われる山だ。


社域、久志伊羅山

境内入口

鳥居

参道階段

境内

社殿

久志伊奈太伎比咩神社
祭神奇稲田姫命
天照大神 豊受大神
例祭十月十一日
由緒 式内社にて久志伊羅山 に鎮座。聖武天皇 天平七年 痘瘡流行に際し 勅祭執行。 孝謙亭の時 社料等賜わる。 神位は高倉天皇 治承四年 正一位 を授けらる。国主畠山家累世 の祈願所にて社領三十八石寄進。 明治七年 久志伊羅山神社と改称、 同十一年 延喜式内久志伊奈 太伎比咩神社と復称。明治十 三年郷社に列せらる。明治四十年 十一月高都森に鎮座せし神明 社を本社に合祀せらる。

−社前案内石碑−



【 久志伊奈太伎比め神社 久志伊奈太伎比咩神社 (七尾市国分町)(印刷用ページ) 】

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