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新海三社神社
しんかいさんしゃじんじゃ
長野県佐久市田口2394

三重塔から奥へ進み階段を上ると、絹笠社がある。
絹笠社の東側、藪の中に今宮社。
絹笠社の後方には、古墳が二基並んでおり、
東奥にある古墳が、東御陵と呼ばれるもの。


絹笠社

今宮社

絹笠社背後に古墳二基

奥が東御陵らしい

西本社と中本社の後方に、層塔が立っている。
ちょうど御魂代石の後方になるのだが、これはなんだろうか。
で、その層塔のずっと後方に、中御陵と呼ばれる古墳。
東御陵と違い、古墳上部には緑の木々が茂っており
石室の口を開けた状態が、ちょっと面白い。


層塔のずっと後方に中御陵

中御陵

当社の特殊神事に「御符祭」というものがあり、
「古井様」から硯の水を汲み、御符を書く。
『日本の神々』によると、「古井様」と呼ばれる池は、
古墳の塚穴の一つで、普段は水がないらしい。
東御陵の奥に池があるのだが、
水は、奥の岩の中から湧き出しているようだ。
その岩が柵で囲まれているのだが、これが古井様だろうか。
一月十五日の真夜中に神官が白布で顔を隠して水汲みをするのだが
途中、出会った者は罰を受けて死ぬと言われているらしく、
田口では、その夜は早く寝てしまうという。


東御陵後方、古井様?

境内右手の御休石

境内の左手(西側)に駐車場があり、脇に福田稲荷社がある。
稲荷社の横の小路を北へ入っていくと、荒神社。
境内にあった境内図によると、その荒神社の西側近くに
西御陵があるらしいので、荒神社から西へ入って探したが
それらしいものは見当らなかった。

社務所で聞いてみようと、駐車場近くまで戻ったが
畑仕事をしていた地元の方が居たので、西御陵の場所を聞いてみた。

駐車場の西方にある丘の中腹、松林の中にあり、
そこだけ枯れ草に覆われた場所がそれ。
遠くからでも、その枯葉の塊がわかるほど。不思議だ。


福田稲荷

荒神社

西御陵のある丘。中央部の枯葉の塊が西御陵

西御陵


【 新海三社神社 新海神社 その2 (佐久市)(印刷用ページ) 】

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