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宇奈具志神社
うなぐしじんじゃ
新潟県三島郡出雲崎町乙茂字稲場762

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出雲崎町、乙茂にある。JRと寄り添う116号線(たぶん旧の方)側。
JR線を越えた、丘の上。
集落の中を、東側から回り込む道を進むと、
正面の鳥居が見えてくる。
拝殿左右に、鳥居があり、
奥に、末社と思われる小さな石祠がそれぞれある。
拝殿後方の本殿は、建物の中にある。
創祀年代は不詳。
はじめ当地の一之坂に鎮座し、次いで二之坂に鎮座。
寛治年間(1087〜1094)、社地崩壊のため現在地に遷座した。
当地乙茂は、昔は居多神社の社領であったという。
式内社・宇奈具志神社の論社。
『特撰神名牒』では、式内社・宇奈具志神社について
「越後野史に乙茂村と記せど、 実は菅原天神なるを、
後この社号を称せしならんと思われ、 信じ難し」と否定している。
社頭 |
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境内 |
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社殿 ![]() | 社殿 ![]() |
社殿左の鳥居 ![]() | 社殿右の鳥居 ![]() |
『特撰神名牒』は、「越後野史に乙茂村と記せど、
実は菅原天神なるを、後この社号を称せしならんと思われ、
信じ難し」とし、『越後國式内神社考證』は「其古神官松
永氏ノ話ニ、天穂日命、大國主神ノ御跡ヲ慕ヒ来テ鎮座ノ
御社ニテ、天ノ神ト称シ来ル。社殿今ハ破壊シテ、アルカ
ナキカノ体也(中略)、祭日ハ古暦二月二十五日ト云リ、是
ニ依テ考ルニ、此乙茂社ハ実ハ菅原天神社ナルヲ、吉田家
ノ許可ニテ宇奈具志神社ト称シ居ケント疑ハルト云フ」と
のべてゐる。
−『式内社調査報告』− |
【 宇奈具志神社 (乙茂)(印刷用ページ) 】
