![]() |
|
|
室津神社
むろつじんじゃ
高知県室戸市室津字船久保3241

|
|
式内社 土佐國安藝郡 室津神社 |
高知市から55号線をひたすら東へ。
室戸岬で有名な室戸市にある。
55号線から、室戸市の中心街、室津川にかかる室戸大橋手前で、
202号線(椎名室戸線)で左折し、1Kmで、左斜めの分かれ道。
そこから500m程で、左折する。
要するに室津川沿いの道を進めば、道路脇に鳥居がある。
鳥居からすぐに階段があり、狭い参道が続く。
境内も狭く、社殿は新しく、プレハブ民家のようだ。
参道に星神社の祠、社殿横に天神社の石祠がある。
創祀年代は不詳。
式内社・室津神社に比定される古社。
祭神に関しては、安芸郡少領の凡直氏が、
天津彦根命を祖とする、凡河内直氏と同姓で、
その祖を祀ったものとされている。
ただし、正確には、凡直氏は凡河内直氏とは同姓ではなく、
その祖も長阿比古であるらしい。
当社は、雨津社、天ノ神、天津社、天津大明神とも呼ばれており、
室津川沿いで、山間の農村部にある。水神を祀っていたのではないだろうか。
或は、そのまま、天や星を祀ったものかもしれない。
その方が、面白い。
社域 |
![]() |
鳥居 ![]() | 階段上にも鳥居 ![]() |
暗い参道と星神社 |
![]() |
社殿 ![]() | 社殿横の天神社 ![]() |
室津神社
延長五年(九二七年)に編集され
た延喜式神名帳に記載されている
土佐二十一社の一社で、安芸郡三社の
一社である。(室戸市指定史跡) 天の神とも天津大明神とも呼ばれ る天津彦根命を祀り、室戸地方では 最も古い神社である。 「続日本記」の称徳天皇、神護景 雲元年(七六七年)夏六月の条に土佐 国安芸郡小領凡直伊賀麻呂が奈良 西大寺に、稲二万束と牛六十頭を 献上した記録がある。 −案内板より− |
【 室津神社(印刷用ページ) 】
