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湊神社
みなとじんじゃ
静岡県湖西市新居町新居1788
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式内社 遠江國濱名郡 角避比古神社 名神大 |
静岡県湖西市(旧新居町)にある。
JR新居町駅の南西500mに鎮座。
小学校の北にある丘が境内。
浜名湖の入口にある神社。
境内入口に鳥居と社号標が立ち、
参道の階段を上ると神門。
神門をくぐると正面に拝殿があり、
後方に本殿と思われる社殿があるが、覆屋だと思う。
創祀年代は不詳。
式内・角避比古神社の論社の一つ。
『特選神名牒』には、
「角避比古神は津の幸彦の神にして
湖口の開塞を知りて民の幸福を知ります神と云義にて
実は水門の功徳を称へ奉れる御名ならん」とある。
角避(つのさく)は、津の幸らしい。
浜名湖口の西側にあり、社名としては相応しい。
現社名である湊神社も、その立地からのものだという。
ただし、当社の現在地は、数度の遷座の結果で、
当社は、その後継の論社の一つ。
元の社地、つまり延喜当時の鎮座地は不明。
角避比古神社は、遠江国の大社として、
明治四年に国幣中社に列せられたが、
その論社の中から特定できず、
鎮座地不明のため社格は除かれた。
一般には、地震や海嘯のため、
海中に没してしまったと考えられている。
社殿の屋根や扉に三巴の紋が付いていた。
参道の鳥居と神門 | 神門 | 神門から鳥居 |
境内 |
本殿 | 拝殿 |
境内社 | 石が祀られていた |
湊神社
由緒
当神社の創立は不詳であるが西
暦八五〇年頃 官社に列せられる
程の名神社であった。数回にわた
る天災を受け、宝永五年(一七〇
八)現在の源太山に遷座となる。往古は、角避彦神社と称したが 社地が湊にあることから 湊の開 閉を守る神として、いつしか里人 達は湊神社と称するようになった。 また、当神社の御祭神は疱瘡の 守護神として、多くの信仰を集め 遠近からの参詣人でにぎわった。 −参道案内− |
【 湊神社 (新居町)(印刷用ページ) 】