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雷神社
いかずちじんじゃ
福井県越前市広瀬町字宮谷82−13  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴


『福井県神社誌』より

式内社 越前國丹生郡 雷神社
旧村社

御祭神
大山祇命 天照皇大神 合祀 廣端大神 雄碓命

福井県越前市にある。
武生駅の南西3Kmほどの広瀬町に鎮座。
19号線を進み、教善寺のあたりで北上すると鳥居が立っている。

鳥居をくぐり、
吉野瀬川にかかる赤い欄干の雷橋を渡り、
木立の参道を歩くと、砂利の境内。
境内奥、低い石組の上に社殿が並んでいる。
石組は2段になっており、
前の石組には拝殿、後方には本殿覆屋と境内社。
社殿はすべて瓦葺。

石鳥居、赤い欄干の橋、木立の参道、砂利の境内と
完璧な神社らしさを備えたとも言えそうな神社。

参道も境内も、綺麗に清掃整備されており
氏子の方々の努力と深い敬愛が感じられる。
それも完璧な神社らしさの構成要素なのだろう。

創祀年代は不詳。
式内社・雷神社の論社となっている古社。

往古は、八幡山嶺に鎮座していたが
明治七年九月、現在地に再建遷座された。

現在地には、
越前国神名帳に「正三位 廣瀬大明神」とあり
三代実録に「廣湍雄推神」とある古社があったようで、
後、貞観三年、雷神社の御領所となって
雷神社の遥拝所が設けらていたらしい。

社伝によると、
文化三年(1808)三月、出火により焼失。
古記由緒等を消失した。

明治四十三年七月二十六日、神明神社を合祀し、
大正四年一月十六日、指定村社に列した。

本殿右手の境内社の祠は、秋葉宮・八幡宮・庚申宮の合祭殿。
左手の祠の名は判らなかったが、屋根に梅紋が付いていたので天満宮かも。
『福井県神社誌』には、八幡神社と天神社とある。

神紋は、残念ながら未確認。
『福井県神社誌』によると三つ巴紋らしい。


社頭風景

雷橋

参道

参道

境内

社殿

社殿

境内社と覆屋

境内社


【 雷神社 (越前市)(印刷用ページ) 】

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