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大溝神社
おおみぞじんじゃ
福井県あわら市馬場3−1  Zenrin Data Com Maps display !!


八藤

式内社 越前國坂井郡 大溝神社
旧村社

御祭神
武甕雷命 經津主命 姫御神 天津兒屋根命 天押雲命

福井県あわら市(旧金津町)にある。
あわら温泉駅の西1Kmほどの馬場に鎮座。
地図で確認すると、大溝一丁目なのかもしれないが、
資料の住所では馬場。

竹田川の南にあり、
道に面して南向きに、垣に囲まれた境内。
鳥居の脇には、「村社 式内 大溝神社」と刻まれた
新しい社号標が建っている。
村社などの神社社格は、戦後廃止されたため
古い社号標の社格部分は削られたり埋められたりして、
消されていることが多いのだが、
新しい社号標で、旧社格が明記されているのは珍しい。
戦後直後のように、旧いものは全て変えるという
ヒステリックな風潮が薄れているせいかも。

とにかく鳥居をくぐると社殿のある境内。
参拝日が晴天だったためか、明るい神社という印象。
『式内社調査報告』に載っている写真では
巨木が鬱蒼と茂った杜なのだが、
現在はすっきりと整備されている。

鳥居正面、参道奥に当社の社殿。
参道左手に社務所があり、
社務所の前には、二つの祠。
祠の中には石仏が安置されており、
左の祠には立像、右の祠には座像だった。

拝殿は、瓦葺きの入母屋造。
背後の本殿は、コンクリート造で淡いパステルカラー。
ただし屋根は銅葺のようだ。

社伝によると、当地は、
第二十六代継体天皇が当国に居住していた時、
水害を除くため、三国に水門を開き、開墾された土地。
当社は、耕地の開墾を始めたもうた神社であるという。

『神位惣神分』に「従四位 大溝神」とある古社で、
式内社・大溝神社に比定されている神社。

その後、第六十六代一条天皇の御宇、
寛弘八年(1011)南都・春日神社から勧請。

明治七年十二月、村社に列した。

祭神の天押雲命は、当社に合祀された
新用鎮座の村社・春日神社の祭神。

本殿の右手に薬師堂がある。
本殿の左手奥に「薬師堂旧跡」と刻まれた石碑があるが
『式内社調査報告』には
昭和二十三年の福井大地震で、薬師堂が倒壊したとあり
かつては本殿左にあったのだろう。
その後、本殿に合祀されたらしいが、
今は社殿右手にある。

本殿の左手には、丸みを帯びた大きな石が幾つか転がっており
「番持ち石」と書かれていた。いわゆる力石だろう。

当社の神紋について。
『福井県神社誌』には神紋の記載が無いが、
拝殿の屋根に、八つ藤らしき紋が付けられていた。
祭神から、当社が春日系の神社であることは明らかなので
春日神社の神紋である藤紋が当社の神紋である可能性は高い。
と思うが、確証はない。


社頭

鳥居

境内

社殿

社殿

本殿

本殿、後から

境内左手祠、石仏

境内右手、薬師堂


【 大溝神社 (あわら市)(印刷用ページ) 】

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