笹竜胆

式内社　常陸國茨城郡 夷針神社 旧村社 御祭神 木花開耶姫命 武甕槌命

茨城県かすみがうら市（旧千代田町）にある。
千代田石岡Ｉ，Ｃ，の東２Ｋｍほどの東野寺に鎮座。
ＪＲ石岡駅からは、南西に３Ｋｍ。
恋瀬橋を渡ってすぐに左へ左折して、１Ｋｍほどで交差点を
左折するとすぐに参道の入口があり、
林の奥へ続く、雰囲気のある参道が南へ２・３００ｍ。
参道の途中に、鳥居が立ち、奥へ進むと、
巨木の奥に、社殿が見える。

境内は、あまり広くはないが、
存在感のある社殿前の木や、生い茂った木々の香り、
社殿周囲の地面を覆う苔など、良い境内だ。

社伝によれば、大同二年の創祀。
詳しい由緒は、わからなかったが、
式内社・夷針神社の論社のひとつ。

夷針は、「イハリ」「イシン」「イシム」などと読まれるが、
ある説では、「ヒラハリ」と読み、
アラ→バラ→ビラ→ヒラと訛ったとする。
つまり、夷針は新治のことで、新治に鎮座の社である当社が論社となった。

社殿正面に、笹竜胆の紋が付けられていた。

ところで、参拝時に、社殿の前に車を停めて参拝している方がいた。
参道を車で入ると、駐車場所がないので、
境内の中まで入ってしまうことは仕方が無いかもしれないが、
あまり良いことではない。
結局、その方の参拝が終わり、車がいなくなるのを待って、
撮影をはじめた。
当社のように、小さな神社ではなく、
立派で大きな駐車スペースのある神社でも、たまに鳥居の正面や
参道の中央に車を停めて参拝する人を見かけるが、
邪魔になって仕方が無いのでやめて欲しい。

参道

境内

参道の木

境内

本殿

拝殿