[HOME]  >  [神社記憶]  >  [東海地方]  >
メニューを表示する 表示用ページ


依名古神社
えなこじんじゃ
三重県伊賀市依那具字柳原1141  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 伊賀國伊賀郡 依那古神社
旧村社

御祭神
味鋤高彦根命

宗像神 『惣国風土記』
大稲輿命 『神名帳考証』度会延経
味鋤高彦根命 大稲輿命 『神名帳考証』伴信友
依那古神 『特選神名牒』
天児屋根命 建御名方命 宇迦能御魂命 『三重縣神社誌』

三重県伊賀市にある。
近鉄猪田道駅のそば、422号線と近鉄伊賀線に挟まれた田の中の森に鎮座。
南から参道がまっすぐに森に延びている。

境内に入ると、正面に社殿。
左手には、いくつもの石柱が立っており、
それぞれが、猪田神社、伊勢神宮などの遥拝となっている。

社殿は、通常の拝殿の横が、正面を向いており、
舞台のように階段が設置されている。

境内右手、社殿の後方には、垣に囲まれた『古社地』の石柱。

当社は、明治42年4月28日に、猪田神社に合祀されてしまった。
つまり、ここは古社地なのだ。

古来、江ノ大明神とも呼ばれ、高野天満宮とも称していた。
「江ノ」は、「依那」の借字。
「高野」は、高野川原に鎮座していたことによる。
以前は、高野川原にあったが、洪水により、
柳原の小社に移転合祀され、その後、
そのまま、明治に猪田神社に合祀されてしまったということ。

『式内社調査報告』によると、
廃絶した神社ではあるが、実質的には祭祀は継続され、
土地の人々は、猪田神社遥拝所と理解しているとある。


社域

境内入口

社殿

境内左手に複数の遥拝所

社殿

境内右手に「式内依名古神社舊址」の石碑


【 依名古神社 (伊賀市)(印刷用ページ) 】

ボーダー




no index