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佐比賣山神社
さひめやまじんじゃ
島根県大田市鳥井町鳥井369  Zenrin Data Com Maps display !!


五七の桐

式内社 石見國安濃郡 佐比賣山神社
旧村社

御祭神
金山彦命 金山姫命
配祀
八束穂宇美津奴命 市杵嶋姫命 田心姫神
誉田別尊 息長足姫命 武内宿禰 事代主命 稻倉魂命

島根県大田市にある。
大田市駅の北西3Kmの鳥井町に鎮座。
鳥井海水浴場の近くで、小学校の西側。
狭い車道がカーブしているところに、境内入口の鳥居が立ち、
北東へ、200mほどの参道が延びる。
参道には幾つかの鳥居が並び、突き当たり、
階段上に社殿がある。

ということで、境内・社殿な南西向き、
境内から参道方向を振り向くと、
正面に、モッコリとした形の丘が見える。
古代であれば、その丘の神との確執などが
物語となるところだろうが、
当社は明治に、現地へ遷座されたもの。残念。

社殿は、やや大きめの拝殿で、後方の垣の中に本殿。
境内は、開けた丘の上という印象で、
サッパリとしていた。

創祀年代は不詳だが、
社伝によると寛平三年(891)五月、
美濃国不破郡からの勧請という。

式内社・佐比賣山神社の論社の一つだが、。
正徳年中の棟札には「厳島大明神」とあった。

社殿が狭く、交通不便のため、
明治四十四年、八幡原の八幡宮へ合併し、
現社号と改称したもの。
ただし、どこから移されたのかは知らない。
鳥井の何処かからだろうが、
ひょっとすると正面の丘から遷座されたのなら面白いのだが。

なお、八幡宮は、中古、大久保石見守の頃に鎮祭されたもの。

本殿の屋根に、桐の紋が付けられていた。

参拝は、日の出から間もない頃で、
参道を歩くと、逆光となり、撮影は難しかった。
特に社殿などは、真っ黒。
というわけで、参道を振り返った景色が印象に残っている。


境内入口

参道

参道

階段上の鳥居

社殿

社殿

境内から参道

本殿

参道正面の丘


【 佐比売山神社 佐比賣山神社 (鳥井町)(印刷用ページ) 】

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