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止止井神社
とといじんじゃ
岩手県奥州市前沢区字古城字野中51  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 陸奥國膽澤郡 止止井神社
旧村社

御祭神
天湯河桁命
配祀
大日靈命 迩迩藝命 大山祇命 水波夜女命 伊邪那岐命

岩手県奥州市前沢区にある。前沢駅の北東2Kmほど。
北上川の西1Kmの地に鎮座。

公民館のそばにあり、境内・社殿は東向き。
境内の右手には、古峯山や庚申などの石碑が並んでいる。

赤い屋根の拝殿の後ろに本殿があるが、
本殿の後ろには、石の垣に囲まれた石碑。
意味ありげに祀られているが、「とゝゐの神社」と刻まれていた。

社伝によると、仁和元年(885)の創建。
式内社・止止井神社に比定される古社。

『大日本志』には「都鳥村」(止止里)にあると書かれているらしい。
つまり、止止井は、止止里に由来する地主神。
「都鳥村」は、今の胆沢町南都田あたり。

通称は、社日様という。
社日とは、春分・秋分に祀られる田の神のこと。
当社の春秋の例祭を、社日祭とよぶ。

社殿内には、三つ巴の紋の付いた幕。
それ以外に紋らしきものは見当たらなかったが、
神紋かどうかは自信はない。


鳥居

境内

拝殿

社殿

本殿

本殿の後ろに意味ありげな石碑
とゝゐの神社


馬魂碑

境内の石碑

延喜式内神社陸奥國ニ一百座アリ
内胆沢郷ニ七座アリ 当神社ノ祭神天湯河衍命ハ姓氏録鳥取角凝 魂神ノ三世孫也
此ノ神格の高イ止止井神社ノ祭リハ征夷大将軍田村麿ノ東北開拓 移民団ノ氏神トシテ祀セルモノト推考サレ茲ニ胆沢郷ノ大庄屋菅 原忠作翁ノ信仰ヲ中心トセル地方開発ノ治世的信念ヲ多トシテ偲 ベバ 文政十三年五月止止井社ノ零落跡ヲ再興 文政十三年七月 御棟札ヲ神祇伯ニ殿ニ願奉仝八月二十五日許可到看尓来中畑郷ニ 鎮座ス

−境内石碑−

注:よく読めない部分があったので、間違ってるかもしれない。


【 止止井神社 (前沢区)(印刷用ページ) 】

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