[HOME]  >  [神社記憶]  >  [関西地方]  >
メニューを表示する 表示用ページ


手谷神社
てだにじんじゃ
兵庫県朝来市和田山町寺谷字宮ノ下162  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 但馬國養父郡 手谷神社
旧村社

御祭神
少彦名命

兵庫県の朝来市(旧和田山町)にある。
山陰本線・和田山駅の北西1Kmほどの寺谷に鎮座。
社名の「手谷」は鎮座地・寺谷が変化したものだろうか
あるいは寺谷が、手谷の変化だろうか。

寺谷橋を渡り円山川を越えて、104号線から田畑の奥。
山の麓に小さな境内がある。

境内入口は南西向き。
大きな自然石の社号標には「手谷神社」と刻まれている。
鳥居をくぐって見上げると、社殿の側面。
階段を登ると境内。

社殿の右前に、小さな境内社の祠が一つ。
社殿は、本殿の覆屋に向拝を付けたもの。
内部には小さな祠(本殿)が納まっている。

参拝はGWが始まった頃。
天気が良くて少し汗ばむ陽気の中。

ところで、当社の場所だが、
104号線からでは確認できない。
田畑の中に真直ぐに延びる農道を走り
かなり近づいて、ようやく鳥居らしきものが確認できる。
そんな場所。
山の麓、斜面にある境内も狭く
どうしてこういう場所を選んだのだろうかと考えながらの参拝。

鎮座した頃は田畑もなく、もちろん整備された農道もなく、
鬱蒼とした林の奥だったのだろうか。
ちなみに昔の住所では、「寺谷宮ノ森」となっていた。

創祀年代は不詳。

養父郡の式内社・手谷神社に比定されている古社。
但馬国には養父郡のほかに出石郡にも同名の式内社が存在する。

祭神は、『平成祭データ』によると少彦名命
『兵庫県神社誌』では祭神不詳。

『養父郡誌』には埴安姫命とある。
出石郡の手谷神社祭神は埴安神なので
その社とセットで祀られたということだろうか。

社殿手前の境内社は、弁天社(厳島神社)らしい。


社域と参道

鳥居

上に社殿

境内

社殿

内部に本殿


【 手谷神社 (朝来市)(印刷用ページ) 】

ボーダー




no index