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多鳩神社
たばとじんじゃ
島根県江津市二宮町神主イ307  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ盛り
二重亀甲に
花菱

式内社 石見國那賀郡 多鳩神社
旧県社

御祭神
積羽八重事代主大神

島根県江津市にある。
JR都野津駅の南東3Kmの二宮町神主に鎮座。
説明しにくい場所にあるのだが、
江津道路を過ぎた辺りで、桜江町方向へ向かう道からはずれ、
天狗山方向を目指して、山間の集落を辿った場所。

道の突き当たりには、参道入口の鳥居と社号標が立ち、
さらに100mほど南下すると、社域の森。

入口の鳥居をくぐると、苔むした参道と神門。
神門をくぐると、鬱蒼とした木々の中に、
光の降り注ぐ社殿がある。そんな神社。

参道を真直ぐ進むと、社殿は左手にあり、
右手方向、つまり北西方向を向いている。
拝殿前には、二本の木が立ち、
拝殿・祝詞殿・幣殿・本殿と
緩やかな斜面上に社殿が並ぶ。

社伝によると、創建は貞観三年(861)。
大和国の高市神社から、多鳩山古瀬谷に勧請したもの。
ただし、同じく社伝によると、
元はタマト神を祀っていたが、天武天皇の御代(673〜686)に
事代主神を祭神とする社を創建したともある。

文安年中(1444〜1448)に、現在地に遷座。
石見国二宮であり、往古は、
別当寺として、大宝坊・松本坊・小林坊・東坊・西坊の五坊が並ぶ大社で、
末社二十五社が存在していたという。

境内の左手には、境内社の祠が3つ。
手前から、
稲荷・若宮・日月星辰の三社を納めた祠、
八幡・住吉・高神の三社を納めた祠、
そして、大元社の祠。


参道入口の鳥居と社号標

境内入口の鳥居

神門

境内参道

本殿・幣殿

拝殿

本殿

境内左手の境内社

石見国 二宮
元県社 多鳩神社
一.祭神 積羽八重事代主命
一.由緒
積羽八重事代主命(エビスさん)は神代の昔石見の国開拓 のため当地に留り給いその御終焉地と伝えらる
はじめ多鳩山の山上なる古瀬谷に鎮座せられ 北 西に面しあたかも日本海の中心を御下瞰御守護あ りて御神威は沖を航海中の船舶をしばしば停止せ しめ給うと伝う
文安年中山麓の現社地に奉遷す 寛平三年三月 「正一位」を賜り延喜の制小社に列せらる 石見の国 二宮として朝野の崇敬厚く都農郷の宗社(総氏神)に して末社二十五社あり明治四年本末とも上地となり 明治六年五月県社に列せらる
一.境内社
大元神社
八幡宮
高神神社
若宮神社
住吉神社
稲成神社
一.年中行事
歳旦祭
祈年祭(春祭)
八朔祭
新嘗祭(秋祭)
一月一日
三月十五日
九月一日
十一月二十三日
節分祭
夏越の大祓
例 祭
除夜祭大祓
二月三日
六月三十日
十月二十一日
十二月三十一日

−境内案内板より−



【 多鳩神社 (江津市)(印刷用ページ) 】

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