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大石神社
おおいしじんじゃ
山梨県甲州市勝沼町深沢3286  Zenrin Data Com Maps display !!


十六菊


五三桐

旧村社

御祭神
石凝姥命

山梨県甲州市にある。
中央本線の甲斐大和駅から北西に、直線距離で3Kmほど、
道程では6Kmほどの勝沼町深沢に鎮座。
20号線を西へ進み、深沢入口交差点から217号線に入って
深沢川に沿って北東へ2Kmで、217号線の右手に当社参道入口がある。

参道を進み深沢川を渡ると、山道のような参道の奥に鳥居。
鳥居扁額には「大石社」と刻まれている。
鳥居をくぐると赤い両部鳥居があり、参道の奥、木々の間に社殿が見えてくる。

境内入口、および社殿は西向き。
入母屋造の拝殿の左手に神饌殿らしき建物があり、上部に煙突。
中で調理でも行われるのだろうか。

拝殿の後方には赤い屋根の流造の本殿。
本殿の背後には、2〜3m四方ほどの御神体の大きな石がある。

『山梨県神社誌』に、
「境内を流れる渓流を本殿より十数丁逆登る水源に奥宮がある」とある。
深沢川の上流にあるのだろうか。

創祀年代は不詳。
『山梨県神社誌』によると、甲斐国志所載の神社であり、
古来、この地の鎮守として崇敬された神社。
毎年盛大な鎮火祭が斎行され、幕府より奉納された灯籠や石鳥居がある。

祭神は石凝姥命だが、石凝姥命は鏡作の祖神なので、これは「石」からの連想だろう。
渓流沿いにある大きな石に宿る神霊を祀ったものだと思う。

境内の奥、木の根もとに石を祠状に積んで注連縄されたのがある。境内社だろうか。
境内の右手には、石組で作られた水の枯れた池があり、祠が一つ。

社殿の屋根に、十六菊紋と五三桐紋が付けられていたが、当社の神紋かどうかは未確認。


参道入口

参道

参道

鳥居

鳥居

参道

境内

社殿

社殿

本殿後方に大石

境内社?

池の跡?


【 大石神社 (勝沼町)(印刷用ページ) 】

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