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十日恵比須神社
とおかえびすじんじゃ
福岡県福岡市博多区東公園
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福岡県福岡市にある。
吉塚駅近く東公園の中に鎮座。
参拝当日は、年末で正月飾りの最中。雑然としていた。
社伝によると、文禄元年の創祀。
香椎宮社家の子武内平十郎(後に五右衛門)が
博多に分家し、神屋と号して商いをはじめた。
天正十九年、父の家に至り、
香椎宮、筥崎宮へ参詣の帰途、
浜辺潮先にて、恵比須大神の尊像を拾った。
これを自宅に祀り、後、拾った場所に社殿を建てて氏神としたところ
家運大いに栄えたという。
この社の恵比須は「寄り神」、つまり漂流物である。
表参道鳥居 | 社殿から参道 |
社殿 | 拝殿内 |
裏参道鳥居と本殿 |
祭神は事代主命 ・大国主命 の二柱。社伝によると、天正十九年(1591)一月三日香椎宮大宮司武内五右衛門が香椎浜にて恵比須神を得て、それを自宅に持ちかえり祀ったところ、家運隆昌した。その後、世人この神が商売繁盛の神として続々参拝するに及び、元禄三年(1690)一月十日新社殿を営み、今日に至っている。
−『神社辞典』− |
【 十日恵比須神社(印刷用ページ) 】