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眞木山神社
まきやまじんじゃ
三重県伊賀市槙山3237  Zenrin Data Com Maps display !!


茶の実

式内社 伊賀國阿拝郡 眞木山神社
旧村社

御祭神
天兒屋根命 經津主命 眞木山神
合祀
菅原道眞 伊邪那岐命 應神天皇 大物主命 健速須佐之男命
武甕槌命 大日靈貴命 蛭子命 火之迦具土命 天手力男命 大山祇命

三重県伊賀市にある。
阿山支所から北西に5Kmほどにある槙山。
滋賀県との県境から1Kmの地に鎮座。

道路から北へ200mの木々の茂る参道が延び、
境内には、古風な社殿が立つ。

本殿は流造。左右に境内社らしき祠がある。

『式内社調査報告』によれば、本殿後方に30尺(9m)の巨石があり、
神石とよばれていると記されていたが、木々に覆われよく見えなかった。
(というか、参拝時には知らなかったし、気付かなかった)

創祀年代は不詳。
『惣國風土記』に、「和銅三年に圭田を献じ神禮を加えた」とあり、
和銅三年(710)以前から存在していたとされている。

往古は白石山に鎮座し、白石明神と呼ばれていたが、
天正年間に、槙山の地へ遷座。
槙山は、『東大寺要録』にも記されている地で、
古代から、良質の木材を供給していた土地。
真木山として、続日本紀天平十七年四月の条に、
山火事があったと記されている。

明治四十年、天満社と白石神社を、
翌年の明治四十一年には、境内社神明社ほか七社を合祀した。

本殿の瓦には、三巴紋。
屋根には、中央に茶の実紋、左右に桐紋が付けられていた。
参道の鐘楼の瓦には、茶の実紋のみ。
ということで、茶の実が当社の神紋だと思う。


参道入口

鳥居

境内

境内

社殿

舞殿?

本殿

拝殿前の狛犬

鐘楼

拝殿前の狛犬

式内社真木山神社由緒記
鎮座地阿山郡阿山町大字槙山三千二百三十七番地
祭神(主神)天児屋根命
経津主命武甕槌命
真木山神大日霊貴命
菅原道真火之迦具土命
伊邪那岐命蛭子命
応神天皇天手力男命
大物主命大山祇命
建速須佐男命
祭祀例祭 四月十八日
由緒
 本社は 古くは真木山大明神又は白石明神と 称し 延喜式内伊賀二十五座の一座にして 往古は白石山(根組原)に鎮座在しが天正の 兵火に罹り焼失せり 創立は不詳なるも惣 国風土記に「和銅三年庚戌奉圭田三十二束 加神礼」と在るにより和銅三年以前なること 明瞭なり 其の後天正の末期 現在の處に移 遷 創立された
昭和五十四年十一月二十二日 浩宮徳仁親王 殿下御参拝

−境内石碑−



【 真木山神社 眞木山神社 (伊賀市)(印刷用ページ) 】

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