参道を歩いていると、多くの参拝客らしき人達が戻ってくる。
時刻は朝の八時頃、早朝参拝が多いのだろうかと思いながら進む。

その後、参拝客を見かけなくなった頃、神門に到着。まだまだ、参道は続く。

神門左手には広大な散策公園などがあるが、この時期誰もいない。
３０分ほど歩くと天明稲荷があるという案内につられ
湿原の中の小道を一人歩く。凍った小川をチロチロと流れる水。
もうすぐ、このあたりも雪に覆われる季節になる。
天明稲荷は戸隠神社の関連社だと思ったが、
まったく無関係で、昭和の創建だった。
新しいのだが、その神域は、なにかの場という雰囲気があって面白い。

小一時間ほど散策し神門に戻る。杉並木の参道を森林浴しながら進む。
参道左手には、ＸＸ講堂跡という案内が目立つ。
神仏習合時代は、天台僧が管理していた、その名残だ。

石の階段を登ると社務所がある、そこで、御朱印をいただく。
シンプルで渋い御朱印帳も購入した。

岩窟内にある拝殿では、拍手が鳴り響く。気持ち良い。