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クシとトヨ −地名− |
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「豊の国」という地名がある。今でも「豊後」「豊前」として通用する地域、大分県。
「豊」を、その「豊の国」と考えるとどうだろう。
あいにく、「櫛の国」というものは無いが、似た名の地名はすぐに見つかる。
「筑紫の国」である。
「筑紫」は、広義には九州全体を指すが、狭義では、今の福岡県にあたる。
地図を見ると、その位置関係が判りやすいだろう。
「筑前・筑後」と「豊前・豊後」が、九州の中心から、本州への経路上、先駆け的な位置に配されている。
神話のように、九州の高千穂へ降臨した天孫の末裔達が、本州(奈良)へ東遷することがあるならば、その位置は重要である。
また、本州(出雲や大和)に敵対する王国が存在すると考えると、その位置は、守りの要であり、「門神」に相応しいだろう。
門神の「櫛」と「豊」は、地名から来ているのかもしれない。 あるいは、先に門神としての「櫛」と「豊」という言葉があり、それを地名としたのかもしれない。
「豊」を、その「豊の国」と考えるとどうだろう。
あいにく、「櫛の国」というものは無いが、似た名の地名はすぐに見つかる。
「筑紫の国」である。
「筑紫」は、広義には九州全体を指すが、狭義では、今の福岡県にあたる。
地図を見ると、その位置関係が判りやすいだろう。
「筑前・筑後」と「豊前・豊後」が、九州の中心から、本州への経路上、先駆け的な位置に配されている。
神話のように、九州の高千穂へ降臨した天孫の末裔達が、本州(奈良)へ東遷することがあるならば、その位置は重要である。
また、本州(出雲や大和)に敵対する王国が存在すると考えると、その位置は、守りの要であり、「門神」に相応しいだろう。
門神の「櫛」と「豊」は、地名から来ているのかもしれない。 あるいは、先に門神としての「櫛」と「豊」という言葉があり、それを地名としたのかもしれない。
【 クシとトヨ −地名−:玄松子の雑記帳 】