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明日香・橿原式内社巡り 三日目(最終日)
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● 2月13日 奈良最終日
今日は八木周辺を歩く。午後から、福岡に戻るので、午前中のみの徒歩による神社巡りとなる。八木駅から隣駅へ。

 宗我坐宗我都比古神社
真管駅前にある、昨日見た宗我坐宗我都比古神社へ。きれいな境内に、稲荷などの末社がある。拝殿左の倉庫のシャッターに木瓜の紋。塀のため、本殿が良く見えず、手を伸ばして勘で撮影する。三回失敗。

 天高市神社
宗我坐宗我都比古神社から南へ。24号線を超え、小学校の近く。小学校を目指す。小学校の西の小道に入るが、良くわからない。歩いていたおばあさんに道を聞く。

境内には、掃除をしている方が一人。軽く挨拶し、拝殿右側の末社に参拝・撮影。
拝殿には八幡宮の額があった。この辺りの式内社は、八幡だったところが多い。最近名前を変えた(戻した)ようだ。信仰の対象を、平気で変えるところが日本らしい。祭神が誰であれ、「神」への信仰は変わらないのだ。
で、本殿は。。。ゲッ、拝殿横の扉が閉まっている。周囲は塀に囲まれ本殿がまったく見えない。うろうろしていると、掃除をしている方の視線を感じる。
「本殿がみたいんですが」とお願いすると、「どうぞどうぞ」と扉を開けてくれた。美しく新しい本殿だった。2年前の台風で、裏の樫の木が倒壊し本殿を直撃したので、建て替えたということ。なるほど、どうりで、ここらの神社の木々は少なくまばらなんだ、と最終日にしてようやく納得。遅いぞ。

本殿に神紋、丸に橘。神紋の由来は聞き忘れた。

神社の方は、総じて親切で、よそ者の願いも快く聞いてくれる。ありがたい。礼を言って、次を目指す。

あっ、御朱印をいただくのを忘れた。

 天太玉命神社
天高市神社から南、24号線を目指す。川沿いの道には、ホテルが数件。ホテルの横を抜けると、24号線。そこにある。

境内は明るい。ここも、やはり木々が少なく明るい。拝殿から塀が周囲を巡り、手を伸ばしても本殿の撮影は不可能。拝殿にはカギがかかっていて、近づけない。やむを得ず拝殿の格子から撮影。でも、結構きれいに撮れていた。

 河俣神社
24号線を超えて、川沿いを歩くと、東岸に森がある。南北に長い境内。ここの木々は、神社の杜らしく、心地よい。

ここも拝殿周囲に塀があり、本殿が見えない。離れると、何とか屋根は見える。手を伸ばせば、かろうじて撮影できるが。拝殿横の扉に錠がかかっている。見るとフックがはずれそう。ちょっといじってみるとはずれた。しばらく迷うが、結局入る。本殿を撮影し、10秒で出た。塀の内側には掃除用具が並んでいた。近所の方々が管理しているようだ。

 木葉神社
河俣神社の対岸。住宅地の中の公園のような森。日曜日ということで、神社前の路地では親子が遊んでいる。

 高市御縣神社
24号線に戻り、東へ歩く。途中、道の北側に立派な神社が見える。地図を見ると、春日神社とある。歩き疲れて来たので、見なかったことにする。
今井町あたりで、北へ入り、住宅地の中へ。ワンルームマンションの東にある神社。古色の拝殿が渋くてなかなか良い。今井町の近くだから、散策で訪れる人が多いのかもしれない。短い参道もきれいだし、木々も若々しい印象だ。
拝殿に「高性能カメラ設置」という張り紙があった。探したがカメラは見当たらない。張り紙の位置も高く、普通は気づかないところに張ってある。効果あるのかなぁ。

ということで、八木駅に到着。奈良巡りは終了、帰途に着く。近鉄特急で京都。新幹線の時刻を見ると、数分後に出る。いそいでチケットを購入し、ホームへ。新幹線待ち時間があれば、京都駅周辺を歩くつもりだったが。疲れたので、急いで帰る。

おしまい。




【 明日香・橿原式内社巡り 三日目(最終日):玄松子の雑記帳 】

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