建沼河別命
たけぬなかわわけのみこと
別名
武渟川別命:たけぬなかわわけのみこと
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- 大毘古命の子。孝元天皇の孫。阿部臣等の祖。
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崇神天皇の御代に東方十二ヶ国、すたわち伊勢(伊賀、志摩を含む)、尾張、三河、遠江、駿河、甲斐、伊豆、相模、武蔵、総(上総・下総)、常陸、陸奥地方を守る四道将軍の一人となった。
『日本書紀』では東海に派遣されたとある。
四道将軍とは、北陸に派遣された大彦命、東海に派遣された建沼河別命(武渟川別)、西海に派遣された吉備津彦、丹波へ派遣された丹波道主のこと。
- 進軍の途中、大毘古命と陸奥で出会ったことから、その地を相津(会津)と呼ぶ。
- 吉備津彦と共に、出雲臣の祖・出雲振根を討った。
建沼河別命 を祀る神社(玄松子が参拝した神社のみ)